こんにちは。
はしりびとです。
今回のテーマは、
販売のプロによる【安全に楽しむ為のトレランのはじめ方】
です!
その中から、
第4章:『トレランシューズの選び方<実戦編>』
PART4:⑭ハイブリッド系・軽量スピードモデルより、
SALOMON/センス4プロ
を語らせていただきます!
このテーマは、全6章で語らせていただきます!
概要は↓の記事を読んでみてください。
1.PART3『総合チャート表』のおさらい
PART3では、トレランシューズ選びに非常に役立つトレランシューズの代表商品25選紹介と8つのグルーピングについて語らせていただきました。
再度、下記にチャートを添付します!
*綺麗なバージョンは下記PDFファイルをダウンロードして下さい。
↓
↓トレランSH25選とグルーピング記事はコチラ
2.”攻める”モデルを選ぶならコレ!!
今回は、チャート表のハイブリッド系『軽量スピードモデル』に属する”SALOMON/センス4プロ”をもう少し詳しく説明します!!
↓チャート表上の立ち位置
主な、使用者は下記のような方になります!!
・中級者、上級者 <距離別区分> ※しっかり選ぶならこの方法 ・上級者のショート~ミドル(~80km) ・脱初級者/中級者のショート(~40km) ※超入門者、入門者には少しハードかもしれません ※『レベル』『距離区分』について知らない方は下記を参考にしてみてください! 個人的にも、初期の頃から愛用する『センスプロシリーズ』は、ガッツリ走りたいトレイルランナーにもおすすめです!!今作はクッションもいいので、硬いのに不安を感じる方も履ける仕様!! SALOMONで最もおすすめの『センス4プロ』を解説します! ショートレンジにおすすめモデル! 攻める走りを求めるランナーに最適! ・重量:255g ・ドロップ:4mm SALOMONには、「S-LABシリーズ」という、トップクラスのランナー達の足元を支えるシューズとして作られたシリーズがあります。その中の最高峰モデルとして、次回紹介する「S-LABセンス8」というモデルがあります。「S-LABセンス8」の一般ランナー向けとして作られたのが『センス4プロ』です!『センス4プロ』は、一言で言うとショートレースでガッツリ攻めることが出来るシューズです!! ミッドソールの厚みで見ると、過去紹介したバランスモデルの「センスライド3」が踵部27mm、前足部19mmに対して、『センス4プロ』は、踵部25mm、前足部21mmと大きく変わらないように見えます!ですが、実際履いてみるとそこまでの厚みを感じないくらいに地面の感覚を感じて走れます!!また、前足部の屈曲性も非常に高いので上級者ランナーのスピーディな足さばきにもしっかり対応して走れます! クッション性は厚みほどの柔らかさを感じることはできませんが、全くないわけでもなくしっかり脱初級者ランナーの足元も守れる感じもあります!前回紹介した「モントレイルF.K.Tライト」程の柔らかさはありませんが、その分もっと地面の感覚を感じてスピーディに走ることができます! ショートレースで使用するシューズとしてクッション性が欲しいなら「モントレイルFKTライト」ですが、ショートレースで攻める走りがしたい・スピード感を求めるなら「センス4プロ」がおすすめです!! 以前紹介した「SALOMON/センスライド3」と同様に、フィット感は抜群です!!特に、スピーディに攻める「センス4プロ」だからこそ、高い走行性を維持するためにフィット感は非常に重要です! まず、SALOMONの代名詞である”クイックシューレース”によるフィット感はしっかりフィットします!!部位ごとに締めるなどの調整は難しいものの、シューレースを引けば自然と全体が絶妙にフィットします!特に土踏まず部のフィット感は日本のメーカーにも劣らずフィットすると思います!(ワンポイント:土踏まず部を抑えるようにして締めるとフィット感が上がります) また、”センシフィット”という、シューズ内部の土踏まずあたりに付けられたゴムバンドもフィット感を高めてくれます!これがあることで、履いた時点でのフィット感はもちろん、走行時のブレも抑えてくれるフィット感を実現できます!今やこの構造は各社採用するになってきましたが、おそらくこの技術を取り入れて広めたのはSALOMONでしょう。 ”クイックシューレース”と”センシフィット”は、『センス4プロ』をよりフィットするシューズにしてくれています!脱初級者~上級者までのショートレースで、走行時のブレが少なくガッツリ攻められるシューズとして、『センス4プロ』は最適です! 『センス4プロ』が攻められるシューズだという理由のもう1つは、他モデルよりも低いドロップ設計です!これまでのモデルは総じて5mm~8mm程度のものが多かったのですが、『センス4プロ』のドロップ数は4mm!!たった1mmの差ですが、この5mmと4mmは感覚としては結構違います!!(これまで紹介したハイブリッドモデルの中では、「NIKE/テラカイガー6」が同様の4mm」) 5mmドロップは踵に体重を乗せても踵を支えてくれるクッションなどのサポートを感じるのですが、4mmドロップになると踵に体重を乗せると踵に守ってくれるものがなく不安を感じやすいです(個人差ありですが、周りのランナー仲間もけっこうこの違いを感じるようです)。つまり、4mmドロップになったことで、踵に体重を乗せることが不安になるので、フラットか前傾位置のポジションを取るようになります。この姿勢を促すことにより、スピーディな攻めの走りを後押ししてくれます! わたしがトレイルランを始めた頃よりずっと愛用しているのがこの『センスプロシリーズ』です!初代モデルと比べるとかなり変わってきていますが、今回履いてみても変わらないと感じるところは、【しっかり地面の感覚を感じてスピーディに足を捌いて走ることが出来る】という点です!! 更に、今回は以前よりもミッドソールの厚みがあるので少し守られている感覚もあります!だからといって、実際走っても地面の感覚が大きく薄れるということはありませんでした!(もちろん初代モデルよりは若干感覚を感じづらくはなっていますが、大きな弊害はない印象です) ショートレースに挑まれる脱初級者以上のランナーで、ガンガン攻めたいならセンス4プロは外せませんね!! 過去にも書きましたが、たくさ~~~んの種類で、 しっかり走り、何度も試履きした中で選び抜いた中での今回の紹介 になります! 今回の記事を参考にしていただき、 ・自分のレベルに合ったもの・必要なものを選ぶ! ・「コース」や「距離」に応じて選ぶ! ・大会に出る「脱初心者以上」は2、3足を選ぶ! ための材料にしてみてください! それでは、 第4章:『トレランシューズの選び方<実戦編>』 PART4:トレランシューズの単品知識:⑮ハイブリッド系・軽量スピードモデル(SALOMON/S-LABセンス8)に続きます! ↓ 執筆中 ↓ブログランキングに参加しています! 『読んだよ!』のポチッとをしていただけるととても嬉しいです!! ランニングが大好きで、大手スポーツ店のランニングコーナーで働いて10年『はしりびと』です。多くの商品を使用体感し、全国の店員へのランニング知識の指導、ランニング新製品のアナライザー(製品特徴を分析する仕事)などをしております。ランナーとしても、サブ3、サブ9を達成。夢は【楽しく健康にランニングをお手伝いすること】です。3.SALOMON/センス4プロ
【特徴①】ショートレースで攻めるのに最適!!
【特徴②】フィット感はSALOMONが最高!!
【特徴③】4mmドロップがスピーディな攻めを後押し!
『センス4プロ』は、一応厚みのあるミッドソールを採用しているので、万一踵に体重を乗せてもクッションがカバーしてくれます。ですが、それは最低限守る為のクッションであって、基本は前傾ポジションをキープするための意図が強いでしょう!
同じ4mmドロップの「テラカイガー6」は、踵のZOOMAIRが踵に重心が乗った際でも前に押し戻してくれましたが、『センス4プロ』にはそのサポートはありません!その分約50g軽くなっており、ショートレースに必要なスピード感を持った走りを実現可能にしています!!【体感レビュー】ガツガツ攻められる!!グリップもいい!!
また、今作はグリップが良いと感じます!「センスライド3」と同様のグリップになっているのですが、『センス4プロ』の方が粘り気があるという印象で、しっかりトレイルに噛んでくれます!!そのため、上りでも下りでもしっかり力強く走ることができますね!!4.まとめ