NIKEトレイルの本気シューズ『ワイルドホース6』【第4章:トレランSHの選び方<実践編⑯>】

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こんにちは。

はしりびとです。

今回のテーマは、

販売のプロによる【安全に楽しむ為のトレランのはじめ方】

です!

その中から、

第4章:『トレランシューズの選び方<実戦編>

PART4:⑩ハイブリッド系・バランスモデルより、

NIKE/ワイルドホース6

を語らせていただきます!

このテーマは、全6章で語らせていただきます!

概要は↓の記事を読んでみてください。

こんにちは。 はしりびとです。 今回のテーマは、 販売のプロによる【安全に楽しむ為のトレランのはじめ方】 に...

1.PART3『総合チャート表』のおさらい

PART3では、トレランシューズ選びに非常に役立つトレランシューズの代表商品25選紹介と8つのグルーピングについて語らせていただきました。

再度、下記にチャートを添付します!

*綺麗なバージョンは下記PDFファイルをダウンロードして下さい。

2019-20トレランチャート表(モノクロ)

25個のシューズがどういった特徴かも簡単に教えてもらったね!なんとなくどういった感じかは理解できたよ!

↓トレランSH25選とグルーピング記事はコチラ

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2.『ワイルドホース6』はNIKEトレイルの本気!

今回は、チャート表のハイブリッド系『クッション軽量のバランスモデル』に属する”NIKE/ワイルドホース6″をもう少し詳しく説明します!!

↓チャート表上の立ち位置

主な、使用者は下記のような方になります!!

『ワイルドホース6』の使用者
<おすすめレベル> ※1足選ぶならこの方法

・脱初級者、中級者

<距離別区分> ※しっかり選ぶならこの方法

・上級者のロング(80km~)

・中級者&脱初級者のショート~ミドル(~80km)

※超入門者、入門者には少しハードかもしれません

※『レベル』『距離区分』について知らない方は下記を参考にしてみてください!

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『あのNIKEがトレイル業界でも本領発揮?!』

NIKEトレイルに3つの定番があります!『ペガサストレイル2』、『テラカイガー6』、そして今回紹介する『ワイルドホース6』です!3作の中で中間に位置する『ワイルドホース6』は今作から大幅バージョンアップ!!

NIKEの”本気度”の高まりを感じられる今作をしっかり解説します!

3.NIKE/ワイルドホース6

得意のミッドソール素材はトレイルでも活きる!

耐久性・グリップ性は格段に進化!

・重量:323g

・ドロップ:8mm

【特徴①】フワ・カル・ビヨ~ンのREACT素材を採用!

『ワイルドホース6』は、クッション・軽量・反発の3つの機能が優れたミッドソール素材「REACT」を使用しています!
「REACT」は、ロード用シューズとしてはとても優れた効果を発揮してくれるが、トレイルのような”不安定な路面”ではどうなのかという声が多数あります。まず、思っている以上に”不安定さ”は感じません!アウトソールに厚みと硬度の硬い素材を全面採用しているので、”捻じれ”や”グニャリ”とするような感覚は感じないようになっています!むしろ硬く感じるくらいです!つまり、”クッション・反発”は「REACT」で発揮し、”安定”は「アウトソール」で発揮してくれるようになっています!
また、多くのトレランシューズは”反発性”があまりないので、『ワイルドホース6』はより高い推進力を求める方には最適でしょう!この反発性に関しても、やや”柔らかい反発”というより”弾力性のある反発(やや硬い)”に近いので、そのあたりもトレランには向いているタイプです!(多くのトレランSHは不安定な要素になる”反発性”を採用せず、”ロッカー構造”のような勝手に転がる性能を使うのが主流です)
クッション&安定のサポートがしっかりありながら、より高い推進力を求めるならこの『ワイルドホース6』が一番でしょう!反発による推進力はさすがNIKE、半端ないです!但し、反発という”癖”もあるシューズなので、入門者というよりも脱初級者以上に使って欲しいです!

【特徴②】耐久性がめちゃくちゃ素晴らしい!<その1>

先述しましたが、『ワイルドホース6』はアウトソールに厚みがあり、硬度の硬い素材を全面採用しています!そのため、『ワイルドホース6』はやや硬く感じやすいものの、とにかく”削れにくい”です!!
昨今、多くのシューズは、”シューズ軽量化”や”履き心地の良さ(ファーストインパクト)”を考えて、アウトソールを全面配置するような補強はしていません。アウトソール全面に硬度の硬い素材を配置させると、重量がまし、更に硬くも感じてしまいます。そこで、多くのトレランSHは、グリップが必要な箇所に<グリップパーツを貼り付ける>ような仕組みを採用しています。そうすることで、「硬さを感じにくくクッション性を感じやすい」、「軽量になる」ようにしています。ですが、この手法は、”グリップが削れやすく”なったり、”グリップパーツが剥がれる”といったことに繋がります。要は、クッションと軽量を重視して、耐久性をダウンさせてしまうのです。
一方、『ワイルドホース6』は、クッション・軽量・反発を「REACT素材」で実現できるので、アウトソールはグリップと耐久性を重視した全面アウトソールが採用できるのです!
少しでも長持ちするトレランSHが欲しいという方はおすすめですよ!

【特徴③】耐久性がめちゃくちゃ素晴らしい!<その2>

続きです!『ワイルドホース6』は、「アウトソール」だけでなく、「アッパー素材」の耐久性も優れています!
アッパーは、破れやすい”爪先周り”と””踵から中足部周り”を破れにくい素材を使用しています。そうすると、やや重量が増してしまいますが、この補強もシューズを少しでも長持ちさせる為の特徴です!

また、耐久性に優れるということは、その分ランナーの足をしっかりと守りきれるということにもなりますので、経済面だけでなく、足にも優しい1足と言えるでしょう!数々のトレランSHの中でも『ワイルドホース6』並に耐久性が優れているのはそうそうないでしょう!
類を見ない高い耐久性、そして、類を見ない高い反発弾力性こそが、NIKEの本気『ワイルドホース6』です!脱初級者・中級者のショート~ミドル、上級者のロングとして是非検討してみてください!

【体感レビュー】これは323gもある???

商品詳細を見ると、323g(28.0cm)と記載があります。これだけ聞くと今の時代「重っ!!」ってなりますよね。次に、実際履いてみると、そこまで重たくないかなとは思いつつも、まだちょっと重いかな感じます。ですが、走ってみると、「あれ?めっちゃ軽い!」となります!!この感覚は、<REACT>の反発性にあるように思います!

REACTは、弾む感覚で自然と足を引き上げてくれるので、足を上げる負担やパワーを軽くすることができます。それで、計量性を感じたのだと思います!!とにかくスイスイ進みます!!特にフラットな路面はさすがの推進力を発揮してくれます!
不安定な路面になるとどうかというと、若干かかと周りに不安定さを感じはするものの、アウトソール全面が硬いのでフラット着地するとしっかり安定していますね!(足が疲れた来た時は少し不安には感じましたが。。)
もう1つ感じた良いポイントは、グリップの良さです!前作の『ワイルドホース5』もよく履くのですが、<REACT素材>の違いと共にしっかり感じるのが、この<グリップの良さ>です!以前のパターンは、深いトレイルやスリッピーな路面になると滑ることが多かったのですが、このパターンはほんとしっかり止まります!!
また、クイックな動きにもしっかり反応してくれるので、スピード感を落とすことなく走らせてくれます!脱初級者以上で、いつもと違うニュータイプのトレランSHが欲しい方は『ワイルドホース6』は試す価値ありです!

4.まとめ

過去にも書きましたが、たくさ~~~んの種類で、

しっかり走り、何度も試履きした中で選び抜いた中での今回の紹介

になります!

今回の記事を参考にしていただき、

・自分のレベルに合ったもの・必要なものを選ぶ!

・「コース」や「距離」に応じて選ぶ!

・大会に出る「脱初心者以上」は2、3足を選ぶ!

ための材料にしてみてください!

それでは、

第4章:『トレランシューズの選び方<実戦編>

PART4:トレランシューズの単品知識:⑪ハイブリッド系・バランスモデル(HOKA ONE ONE/トレント2)に続きます!

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