ショート用に最適!! 本格派の”ベアフット系トレランSH”はこの2選!!【第4章:トレランシューズの選び方<実践編⑧>】

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こんにちは。

はしりびとです。

今回のテーマは、

販売のプロによる【安全に楽しむ為のトレランのはじめ方】

です!

その中から、

第4章:『トレランシューズの選び方<実戦編>

PART4:トレランシューズの単品知識を深く知る:②ベアフット系・軽量スピードモデル

を語らせていただきます!

このテーマは、全6章で語らせていただきます!

概要は↓の記事を読んでみてください。

こんにちは。 はしりびとです。 今回のテーマは、 販売のプロによる【安全に楽しむ為のトレランのはじめ方】 に...

1.PART3『総合チャート表』のおさらい

PART3では、トレランシューズ選びに非常に役立つトレランシューズの代表商品25選紹介と8つのグルーピングについて語らせていただきました。

再度、下記にチャートを添付します!

*綺麗なバージョンは下記PDFファイルをダウンロードして下さい。

2019-20トレランチャート表

25個のシューズがどういった特徴かも簡単に教えてもらったね!なんとなくどういった感じかは理解できたよ!

↓トレランSH25選とグルーピング記事はコチラ

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2.『ベアフット系/軽量スピードモデル』2選

今回は、ベアフット系の『軽量スピードモデル』の代表商品2つをもう少し詳しく説明します!!

主な、使用者は下記のような方になります!!該当する方もそうでない方も参考にしてみてください!

ベアフット系の『バランスモデル』の使用者
<おすすめレベル> ※とりあえず1足選ぶならこの方法

・上級者

<距離別区分> ※しっかり選ぶならこの方法

・上級者のショート(~45km)距離で使用

・中級者はバーチカルで使うこともあり(基本使わない)

・超入門者、入門者、脱初心者はあまり使わない

※『レベル』『距離区分』について知らない方は下記を参考にしてみてください!

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次に、今回説明するベアフット系/軽量スピードモデルの2選はコチラ!

ベアフット系の『軽量スピードモデル』の2選
①inov-8 / Xタロンウルトラ260

②inov-8 / Xタロン255

今回のベアフット系/軽量スピードモデルは、使用者は非常に絞られますが、ベアフット系を極めたい方には使ってもらいたい2選です!是非読んでみてください!

それでは、早速説明していきます!!

3.inov-8/X-タロンウルトラ260

ベアフット力を更に磨きたい方へ!!

深いグリップ形状はマッドな路面まで大活躍!!

・重量:260g

・ドロップ:8mm

【特徴①】”自由自在の屈曲性”と”クッション性”の融合!!

『X-タロンウルトラ260』は、足裏感覚が高く、屈曲性はベアフット系らしく”自由自在”に様々な方向へ曲がります!
足裏や足裏と繋がる筋肉をしっかり使って走る為、ベアフット系に慣れていない初心者には少ししんどいモデルではありますが、ベアフット系を習得していくには非常に有効なモデルと言えます!慣れると、この屈曲性が自身の「脚力」や「様々な感覚神経」をより高みへ導いてくれます!
とはいえ、実は『X-タロンウルトラ260』は、自由度の高いベアフット系でありながらも「ソフトなクッション性」が魅力でもあります!
商品名に”ウルトラ”という名も入っている通り、ロングディスタンス向けに作られているので、グリップがウリの『X-タロンシリーズ』の中では一番クッションが高いと言えます。
”ベアフット系独特の自由な屈曲性”と”適度に保護してくれるクッション性”は相反す機能ながらも、絶妙にトレイルランナーの足を支えてくれます

【特徴②】”S-GRIP”はソフトな路面や傾斜との相性が最高!

”やわらかい路面”や”マッド(泥)な路面”で、高いグリップを発揮してくれるのが”S-GRIP”最大の魅力です。
このタイプの深いグリップは、地面をしっかり噛める(捉えられる)ので、特にトレイルの”登り”の区間において重要性を感じることが多いです!しっかりトレイルを噛めるので、強く踏ん張らなくても、少ない力で身体を上に運ぶことができます!また、傾斜な”下り”でも、滑らないように支えてくれるので、筋肉や関節への負担を軽減できます!
ただ、”ラグが深いグリップ”は、総じてロードや硬いトレイルとの相性がよくありません。ラグが地面に刺さらないので逆にグラグラして不安定になりやすいのです。しかし、この『X-タロンウルトラ260』は、意外と硬い路面でも不安定さを感じにくいモデルです!
硬い路面時には、適度にグリップが潰れる感じがあり、しっかりと身体を支えれてくれます。
”ラグが深いタイプ”としては、唯一路面状況をあまり選ばずに使えそうなモデルと言えます!

【体感レビュー】六甲縦走40km程度で使用してみた!

六甲縦走路の40km程度で使用しました!
まず、ベアフット系・軽量スピードモデルでありながらも、踵部のクッション性の良さをしっかり感じます!軽量スピードモデルとしては珍しいタイプです!あとは、自分の足の動き通りシューズが屈曲し反応してくれる”柔軟性”も感じました!
六甲西側コースに多いコンクリート場面では、やや不安定さは感じるものの、そこまで大きくグラつく印象もなく、意外とスムーズに走れました(但し、少し蹴ってしまうような動きになるのが気にはなりました・・・そこらへんはやはり『トレイルタロンシリーズ』が万能!)
六甲東側コースに来ると、トレイルサーフェスが多くなるので、そこからはめちゃくちゃグリップの良さを感じました!硬いトレイル」も「ソフトなトレイル」も「スリッピーなトレイル」でも、すべてしっかり地面に噛める!!これはとても印象的でした!
個人的には、スカイランのような勾配の多いレースで20~50kmまでのショート~短めのミドルにいいと思います!!

4.inov-8/X-タロン255

ベアフット系を極める最高ランク!!

スピード勝負のショートレース決戦用にはコレ!!

・重量:255g

・ドロップ:3mm

【特徴①】”3mmドロップ”と”裸足のような屈曲性”が究極の裸足感覚を再現!

前回紹介した『テラウルトラG270』のような0mmドロップとまではいきませんが、多くのベアフット系トレランシューズと比べてもドロップ数が少ないのが『X-タロン255』の特徴です!当然、推進力をサポートするような機能はほとんどありません!「自分の力でしっかり走れ」と履いた人を促すモデルと言えます!
更に、この『X-タロン255』は、前述の『X-タロンウルトラ』よりも”屈曲性”に富んでおり、
足裏の自由な動きを全く阻害しません!『X-タロンウルトラ』のようなクッション性もありません。まさに究極の素足感覚を再現してくれるモデルと言えます!
自分の足の能力を最大限発揮させる分、少し疲労感は高いモデルと言えますが、「無理無駄のない自然な動き」や「人間本来の自然なフォーム」を再現しやすくしてくれるので、効率的な走りにをするのに最適です!

【特徴②】地面を感じる”薄さ”と”S-GRIP”はショートレースに最高!

『X-タロンウルトラ260』と同様に、”S-GRIP”を採用しています!このグリップのおかげで、”やわらかい路面”や”マッド(泥)な路面”で高いグリップ力を発揮してくれます!更に、地面の感覚がしっかりとわかることで、”滑りにくく、地面をしっかり捉えられる感覚”が高く感じられます!
但し、足裏感覚がしっかり感じられる分、当然ミッドソールはかなり薄くなっています(踵部8mm, 前足部5mm)。これは『X-タロンウルトラ260』の2分1の薄さになります。そのためグリップの硬さのようなものを感じやすく、感覚としては『X-タロンウルトラ260』よりもやや硬いがっちりしたグリップに感じます。
ソフトな路面に対しては、より一層の信頼感をもてそうですが、コンクリートのような硬い路面になるとやや不安定感を感じるでしょう。
”登り”や”マッドなレース”では、最高の「ハイグリップ」を発揮する
でしょう!

【体感レビュー】六甲急斜面コースでの往復トレーニング

結論から言うと、急斜面コースでの上り下りはめちゃくちゃ最高です!!!

上りでは深いグリップがソフトなトレイルにしっかり地面に噛むので、ほんとに一切滑らない!また、砂利や軽い岩場では、粘り気のある”S-GRIP”が滑らないようしっかり留めてくれる感覚があります。急斜面・上り下り・トレイル路面では、グラフェングリップに劣らない”最高のグリップ”と言っても過言ではありません!
更に、足裏感覚もこの急斜面コースでこそ最大効果を発揮してくれるように感じます!
多少でもクッションがあると地面を捉える感覚が減り、力の伝達が遅くなります。この『X-タロン255』は、やわからい感覚も少なく、しっかりと前足部で地面をかめます!
長距離レースにも使用しやすいモデルと言われていますが、このシューズの効果を最大限活かし切れるのは、「ショートのコース」、「急斜面の多いコース」で、スカイランのようなレースでしょう!

5.まとめ

少し長くなりましたが、上記が『ベアフット系の軽量スピードモデル』の代表商品2選の説明になります!!

過去にも書きましたが、たくさ~~~んの種類で、

しっかり走り、何度も試履きした中で選び抜いた中での今回の2選

になります!

※自宅から1kmでトレイルインできるので、いろんなシューズやアイテムを現場で使用体感しています!!

実際に走って体感しているなら、信頼できるし安心できるね!!

今回の記事を参考にしていただき、

・自分のレベルに合ったもの・必要なものを選ぶ!

・「コース」や「距離」に応じて選ぶ!

・大会に出る「脱初心者以上」は2、3足を選ぶ!

ための材料にしてみてください!

よし!商品単品をもっと学んで自分にあったものを選ぶぞ~!

それでは、

第4章:『トレランシューズの選び方<実戦編>

PART4:トレランシューズの単品知識を深く知る:③ハイブリッド系・クッションモデル(HOKA ONE ONE編)に続きます!

こんにちは。 はしりびとです。 今回のテーマは、 販売のプロによる【安全に楽しむ為のトレランのはじめ方】 で...

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