こんにちは。
はしりびとです。
今回のテーマは、
販売のプロによる【安全に楽しむ為のトレランのはじめ方】
です!
その中から、
第4章:『トレランシューズの選び方<実践編>』
PART3:トレランシューズの代表モデルを知る:代表商品の紹介
を語らせていただきます!
このテーマは、全6章で語らせていただきます!
概要は↓の記事を読んでみてください。
1.前回のおさらい
前回は、2019-20年のトレランシューズの総合チャート表を公開させていただきました。
再度、下記にチャートを添付します!
*綺麗なバージョンは下記PDFファイルをダウンロードして下さい。
↓
前回お伝えしたとおり、このチャート表は大きく分けて【8つのグループ】に分けられています。
①ベアフット系の『クッション軽量のバランスモデル』、②ベアフット系の『軽量スピードモデル』、③ハイブリッド系の『クッションモデル』、④ハイブリッド系の『クッション軽量のバランスモデル』、⑤ハイブリッド系の『軽量スピードモデル』、⑥プロテクト系の『低機能モデル』、⑦プロテクト系の『クッションモデル』、⑧オフロード系のモデル
↓前回の記事はコチラ
今回は、その7つのグループ(オフロードは除く)ごとの『代表商品』を簡単な特徴を添えて一気に紹介します!また、ブランドごとに特性などもあることから、ブランド特性も説明します!
ブランドを知るとまたおもしろさが増しますので、是非参考にしてみてください!
※単品説明は、次回より行っていきますので、楽しみにしてください!
2.ベアフット系の『クッション軽量のバランスモデル』
初めてのベアフット系に最適!!ロードからトレイルまで対応! ・重量:290g ・ドロップ:8mm ②inov-8 / トレイルロック G 280 初めてのベアフット系に最適!!硬すぎないソールが好きな方へ! ・重量:280g ・ドロップ:8mm ③inov-8 / テラウルトラ G 270 0mmドロップが魅力!フォーム改善には最適なモデル! ・重量:270g ・ドロップ:0mm ベアフットを磨きたい方へ!高いグリップ力も魅力! ・重量:260g ・ドロップ:8mm ②inov-8 / Xタロン255 ベアフットを極めるための最高ランクのモデル!! ・重量:255g ・ドロップ:3mm ここで、ベアフット商材を多く扱うブランド【inov-8】について簡単に説明させていただきます! ハイブリッド系でありながらがっちり守れるモデル!クッション性も高い! ・重量:318g ・ドロップ:8mm ②ASICS / ゲルフジトラブーコ7 ハイブリッド系でありながらがっちり守れるモデル!安定感重視! ・重量:332g ・ドロップ:8mm ③HOKA ONE ONE / スティンソンATR6 最高クラスのクッション性!走行サポート機能も魅力! ・重量:332g ・ドロップ:5mm ④HOKA ONE ONE / スピードゴート4 ロングレースの大定番!高いグリップ力も魅力! ・重量:306g ・ドロップ:4mm ⑤HOKA ONE ONE / チャレンジャーATR5 高いクッションと楽に進む走行性を兼ね備えた人気モデル! ・重量:266g ・ドロップ:5mm ⑥montrail / カルドラド3 最初のトレランシューズの大定番!距離レンジも広い! ・重量:296g ・ドロップ:8mm ⑦SALOMON / S-LAB ウルトラ3 アスリート目線で作られたロングレース向けのハイモデル! ・重量:290g ・ドロップ:8mm ここで、昨今トレラン・ランニング業界を席巻しているブランド【HOKA ONE ONE】について簡単に説明させていただきます! 長い距離でとにかく負担を軽くしたいという方には一番おすすめできるメーカーです(但し、ややグリップが甘いのと削れやすいのが弱点) ロードも山も路面状況を気にせず使える超万能な使いやすいモデル! ・重量:280g ・ドロップ:8mm ②ASICS / ゲルフジトラブーコ ライト クッション○・安定○・軽量○・走行性○と4拍子の揃ったハイモデル! ・重量:262g ・ドロップ:8mm ③montrail / モントレイルF.K.T 入門者でも使えるクッション性と楽に進む走行性を備えたモデル! ・重量:305g ・ドロップ:8mm ④HOKA ONE ONE / トレント2 HOKA独特の高クッションはそのままに走行性を高めたスピードモデル! ・重量:264g ・ドロップ:5mm ⑤NIKE / ワイルドホース6 厚みがありながらもしっかり安定する剛性とグリップ力が魅力のモデル! ・重量:323g ・ドロップ:8mm ⑥NIKE / テラカイガー6 高いサポートでありながらも、しっかり進む推進力とグリップ力が魅力! ・重量:291g ・ドロップ:4mm ここで、長年トレランシューズ業界を支えてきてたブランド【montrail】について簡単に説明させていただきます! 全体的な特徴は、足が捻れないようにする『高い安定性』、そして、『柔らかすぎない程よい硬さのクッション性』、この2つを絶妙に配合した設計が魅力です(日本ブランドのASICSに近いが、捻れないようにする剛性はモントレイルがよい)。幅広の方でも合いやすい傾向にあります。 スピードを追求したモデル!クッション性もある程度はある! ・重量:234g ・ドロップ:8mm ②SALOMON / センス4 プロ スピードを追求したモデル!安定感のある剛性とグリップがサポート! ・重量:255g ・ドロップ:4mm ③SALOMON / S-LAB センス8 究極のスピードモデル!アスリート目線で勝つための要素に特化したモデル! ・重量:195g ・ドロップ:4mm ここで、直近トレランSH業界で人気No1ブランド【SALOMON】について簡単に説明させていただきます! 代表的な特徴1つが、『クイックシューレース』です。ワイヤー状のシューレースは、簡単かつ最高のフィット感を実現します!また、他社と比べて、シーン別・レベル別でのラインナップが豊富にあることも特徴です。 あまり知られていませんが、世界的メーカーのシューズ企画開発者の多くは、サロモン出身者が多いです。それほど企画設計における技術力は高いと言われています。 今後も続けるかわからない方に向けた低価格ファーストシューズ! ・重量:320g ・ドロップ:12mm ②ADIDAS / テレックス アグラヴィック トレッキングや軽いハイキングなどに使える低価格ファースシューズ! ・重量:330g ・ドロップ:12mm ここで、日本が誇る世界的ブランド【ASICS×トレイル】について簡単に説明させていただきます! 『高いクッション性』と『高い安定性』を兼ね備えたミッドソール素材を作る技術は世界トップクラスだと言えるでしょう。また、『踵のホールド力』や『中足部のフィット感』は日本人に合いやすいことはもちろん、海外のアスリートやランナーからも評価されており、国外選手の使用も増えてきています。(ただ、爪先部がやや狭いのが弱点とも言われている) 足を守りたい・とにかくグリップが欲しいと言えばこれしかない! ・重量:330g ・ドロップ:10mm ②NIKE / ペガサストレイル2 高いクッション性・高いサポート機能がロングレースを支えてくれます! ・重量:333g ・ドロップ:10mm 少し長くなりましたが、上記が『2019-20年トレランシューズ』を代表する25選になります!!(はしりびと式選定です!) 上記以外のモデルも含めて、たくさ~~~んの種類で、 しっかり走り、何度も試履きした中で選び抜いた25選 になります! ※自宅から1kmでトレイルインできるので、いろんなシューズやアイテムを現場で使用体感しています!! 選定数が多いと思うかもしれませんが、以前も話したとおり、 ・本当に自分に合ったものを選ぶなら選択肢はたくさんあるべき! ・1つのシューズですべての「コース」や「距離」に対応することは難しい! ・最低でも2つ、出来れば3つは持っておくべし! ・大会にもしばしば出場する「脱初心者」くらいになれば準備するべし! という考えがあるので、多めに選定しています!! 次回からは、この25選のトレランシューズの単品特徴を説明していきます!! 各グループごとに紹介していきますので、是非楽しみにしてください! それでは、 第4章:『トレランシューズの選び方<実戦編>』 PART4:トレランシューズの単品知識を深く知る:①ベアフット系・バランスモデルに続きます! ↓ ↓ブログランキングに参加しています! 『読んだよ!』のポチッとをしていただけるととても嬉しいです! ランニングが大好きで、大手スポーツ店のランニングコーナーで働いて10年『はしりびと』です。多くの商品を使用体感し、全国の店員へのランニング知識の指導、ランニング新製品のアナライザー(製品特徴を分析する仕事)などをしております。ランナーとしても、サブ3、サブ9を達成。夢は【楽しく健康にランニングをお手伝いすること】です。3.ベアフット系の『軽量スピードモデル』
トゥボックス(爪先部の空間)や横幅が広く、足幅が広いかたにも合いやすい。(反面、足の細い方はゆるく感じやすいかも)
商品名の横の数字は重さ(27.0cm)を表しています。また、踵部の真後ろに記載している【月のマーク】はドロップ数を表しています。
4.ハイブリッド系の『クッションモデル』
契約アスリートには、トレイルランに限らないアスリート契約が多い【金哲彦(プロランニングコーチ)やトライアスリートなど多数】5.ハイブリッド系の『クッション軽量のバランスモデル』
契約アスリートには、日本初のプロトレイルランナーで日本トレイルランニング界のパイオニア『石川弘樹選手(日本初のプロトレイルランナー、トレランを日本に広めた第一人者)』、 日本人初・2019年スカイランニングワールドシリーズの年間チャンピオン『上田瑠偉選手(2019年スカイランニング世界ランク1位、世界選手権1位など現世界トップのスカイランナー)』がいる。
6.ハイブリッド系の『軽量スピードモデル』
契約アスリートには、世界No.1のトレイルランナー『キリアン・ジョルネ選手(長年世界のトレラン・スカイランニング界に絶対王者として君臨している)』、 国内のスカイランニング業界を盛り立て協会の代表も務める『松本大選手(日本スカイランニング協会代表。スカイランニングを国内に広めた第一人者)』、 女子ロングレース界のNo.1選手『丹羽薫選手(国内で100マイルレースにおいて右に出るものはいない。国外でも表彰台にあがる好成績を残している)』などといった超有名な方々がいる。
7.プロテクト系の『低機能モデル』
契約アスリートには、ロングレース界において2020年現在世界最高選手と言われている『グザビエ・テベナール選手(現在100mileトレランレースの絶対王者。世界最高レースUTMBを3回制覇している)』がおり、<高いフィット性>と<クッション・安定性のバランス>を評価している。8.プロテクト系の『クッションモデル』
9.まとめ