こんにちは。
はしりびとです。
今回のテーマは、
販売のプロによる【安全に楽しむ為のトレランのはじめ方】
です!
その中から、
第4章:『トレランシューズの選び方<実践編>』
PART2:トレランシューズの選び方を知る:走る距離での選び方
を語らせていただきます!
このテーマは、全6章で語らせていただきます!
概要は↓の記事を読んでみてください。
1.前回のおさらい
前回は、トレランシューズの選び方の1つ:【トレランレベルでの選び方】について語らせていただきました。
・トレランレベルには、「超入門者」、「入門者」、「脱初心者」、「中級者」、「上級者」の5ランクがある
・「超入門者」は、【ハイブリッド系】、【プロテクト系】、【オフロード系】のクッションモデルを選ぶ(使い方は本文記載)
・「入門者」は、【ハイブリッド系】、【オフロード系】のクッションモデルを選ぶ(使い方は本文記載)
・「脱初心者」は、【ベアフット系】、【ハイブリッド系】、【オフロード系】の軽量クッションのバランス型モデルを選ぶ(使い方は本文記載)
・「中級者」は、【ベアフット系】、【ハイブリッド系】、【オフロード系】の軽量クッションのバランス型モデルを選ぶ(使い方は本文記載)
・「上級者」は、【ベアフット系】、【ハイブリッド系】、【オフロード系】の軽量スピードモデルを選ぶ(使い方は本文記載)
以上の5ランクに分けて、それぞれがどういった特徴で、どの種類が合いやすいかをご紹介させていただきました!
↓前回の記事はコチラ
今回は、もう1つの手法「走る距離での選び方」です!
トレランでは、【走力(トレランレベル)】とは別に、「何km走るか?」「何kmのレースに出るか?」という【走る距離】によって、履くシューズが変わってきます!!
ロードのマラソンでも同じような考え方はありますが、あまり重要視されていない傾向にあります。”フルマラソン(42km)”も”ウルトラマラソン(100km)”も同じシューズを履くことがしばしばです。
ですが、トレランは距離でシューズを使い分けることが多いです!それは、山の中での安全性を考えているからです。
では、早速距離での選び方を説明します!!
2.まずはトレランの距離区分を思い出そう!!
「第2章:おさえて欲しいトレラン基本知識」でお伝えした【トレランの距離区分】を思い出しましょう!以前も書いた通り、距離の絶対的な定義ではありませんが、おおよそはこの区分で相違ないと思います!
⇒距離:5~45km程度 2.ミドルレンジ ⇒距離:45~80km程度 3.ロングレンジ ⇒距離:80km~100km 4.ウルトラ ⇒距離:100km~(130km程度が多い) 5.100MILE ⇒距離:170km前後 6.スカイランニング ⇒6-1. スカイマラソン:50km未満(標高が2000m以上) ⇒6-2. スカイレース:20~30km程度(標高が2000m以上) ⇒6-3. バーティカル:5~8km程度(山を駆け上がる一気登り) ↓トレラン距離区分を書いた記事はコチラ 上記に書いた通り、【8つの距離区分】に分けられます!流石にこの8つの距離区分に対してすべてシューズを使い分ける必要はありません。 ここから更に絞込み、最終、3つの距離区分でトレランシューズを使い分ける方法をお伝えします! 下記で、【3つの距離区分】と【それに合うレベルごとのシューズの種類】を紹介します!! 【該当距離カテゴリー】 ・ショートレンジ(5~45km) ・スカイレース(20~30km、累積標高2000m) ・バーティカル(5~8km、一気登り種目) 【向いている種類】 1.上級者 ⇒ベアフット系の『軽量スピードモデル』がおすすめ 2.中級者 ⇒ハイブリッド系の『軽量スピードモデル』がおすすめ ⇒ベアフット系の『クッション軽量のバランスモデル』でも可 3.脱初心者 ⇒ハイブリッド系の『クッション軽量のバランスモデル』がおすすめ ⇒ベアフット系の『クッション軽量のバランスモデル』でも可 4.入門者/超入門者 ⇒ハイブリッド系の『クッションモデル』がおすすめ ②ミドル(45~80km) 【該当距離カテゴリー】 ・ミドルレンジ(45~80km) ・スカイマラソン(50km未満、累積標高差2000m) 【向いている種類】 1.上級者 ⇒ベアフット系の『クッション軽量のバランスモデル』がおすすめ ⇒ハイブリッド系の『軽量スピードモデル』でも可 2.中級者/脱初心者 ⇒ハイブリッド系の『クッション軽量のバランスモデル』がおすすめ』 ⇒ハイブリッド系の『クッションモデル』でも可 3.入門者/超入門者 ⇒ハイブリッド系の『クッションモデル』がおすすめ ※入門者/超入門者には厳しい距離かもしれない。 ③ロング(80km~) 【該当距離カテゴリー】 ・ロングレンジ(80~100km) ・ウルトラ(100~130km程度) ・100MILE(170km) 【向いている種類】 1.上級者/ ⇒ハイブリッド系の『クッションモデル』がおすすめ ⇒ハイブリッド系の『クッション軽量のバランスモデル』でも可 2.中級者/脱初心者 ⇒ハイブリッド系の『クッションモデル』がおすすめ 3.入門者/超入門者 ⇒ハイブリッド系の『クッションモデル』がおすすめ ※入門者/超入門者には厳しい距離かもしれない。 ※【クッション型モデル】、【クッション軽量のバランス型モデル】、【軽量スピードモデル】については、PART3で単品と共に説明します。 以上に分けられます!! まずは、自分が「どの距離を主に走っているのか」、「いくらの距離のレースに向けて練習しているのか」をチェックしてみてください!! それをある程度把握することがトレランシューズを正しく選ぶための基本になります! そうですね! ロードとは違い、距離の区分がめちゃくちゃ広いのがトレランです。10kmのレースもあれば、170kmのレースもあります。 また、トレランは距離だけではなく、アップダウンの「キツさ」を教えてくれる【累積標高差】もあります。 更に、走る路面も様々です。天候によっては「土」が「泥」になるようなこともよくあることです。なのでグリップによる選び方も選択肢に入れられます。 つまり、 どう考えても、1つのシューズですべての「コース」や「距離」に対応することは難しいのです!! 最低でも2つ、出来れば3つは持っておくことをおすすめします!! 最初から揃える必要はありませんが、レベルが上がり大会にもしばしば出場するようになれば(「脱初心者」くらいになれば)、ちゃんと準備しておきましょう!! 以上で、 第4章:『トレランシューズの選び方<実践編>』 PART2:トレンシューズの選び方を知る:走る距離での選び方 は終了となります。 まとめると、 ・大きく分けて3つの距離別、「ショート」、「ミドル」、「ロング」がある ・それぞれの距離で、トレランレベルを掛け合わせて、シューズを選ぶ ・1足ですべての距離を補うことは難しいので、3つの距離別でシューズを用意する方が良い ・脱初心者レベル以上は、最低でも2つ、出来れば3つは持っておくべき その通りです! まずは、自分が「どの距離を主に走っているのか」、「いくらの距離のレースに向けて練習しているのか」をチェックしてみてください!! とてもシンプルなので、是非やってみてください!! 今回で『トレランシューズの選び方』について、大枠はご理解いただけたかと思います! それでは、 第4章:『トレランシューズの選び方<実戦編>』 PART3:トレランシューズの代表モデルを知る:総合チャート表の公開に続きます! ↓ ↓ブログランキングに参加しています! 『読んだよ!』のポチッとをしていただけるととても嬉しいです! ランニングが大好きで、大手スポーツ店のランニングコーナーで働いて10年『はしりびと』です。多くの商品を使用体感し、全国の店員へのランニング知識の指導、ランニング新製品のアナライザー(製品特徴を分析する仕事)などをしております。ランナーとしても、サブ3、サブ9を達成。夢は【楽しく健康にランニングをお手伝いすること】です。3.距離別適正シューズはコレ!!
4.まとめ