こんにちは。
はしりびとです。
今回のテーマは、
販売のプロによる【安全に楽しむ為のトレランのはじめ方】
についてです!
1.トレイルランを始めたい人が増えている!
最近、店頭にこんなお客様が増えてきています!!
『トレイルランを友人に誘われて行くことになり、トレランアイテムを買いに来ました』
『今ロードを走っているのですが、トレランも面白そうだと思って、シューズやアイテムを見に来ました』
『トレッキングをしているのですが、走っている人がいて、わたしもやってみたいと思って見に来ました』
そう、『トレイルランニング』を始める方が再び増えてきています!!
決して『マラソン』ほどメジャーではない『トレイルランニング』というスポーツですが、実はとても人気が高いスポーツで、国内での参入者や大会数も年々増加しています。(直近新規参入者が緩やかにはなりましが、数年前はかなりの勢いで参入者が増えていました)
2.そもそもトレイルランってなに?なんで皆するの?!
トレイルランニングは、とても簡単に言うと、
林道、砂利道、登山道などのコンクリートではない山道をかけ抜けるスポーツ
です!
↓『トレイル』です。主に登山道を走ることが多いです
↓こんな泥っぽいガレ場も『トレイル』です
トレイルランを知らない人からすると、『山道を走るの?!』って驚かれます。ですが、ロードを走るのとは全く違います!
まず、トレイルランは走るだけでなく、歩いたり休んだりします!
という、むしろそうしないと体力がもたないことが多いので、多くの方がそうします!(距離にもよりますが、トップランナーでも歩いたり休んだりするスポーツです)
ロードを走る場合、ある程度走力がついてくると(脱初心者以上になると)、歩くと「自分に負けた・・・」「情けない・・・」といったネガティブ感情を持つことが多いです。ですが、『トレイルランニング』では、「歩いて当たり前、無理せず楽しもう」というプラスの感情が大変を占めます!
つまり、
『トレイルランニング』は疲れたら歩いていい!
疲れたら休んでいい!!
なので、メンタルがネガティブになりにくく、
しんどさもあるが心は楽しめるスポーツ
と言えるでしょう!
※ロードも別に歩いていいのですが、なかなかその判断できないですよね。。
その他のトレイルランの魅力としては、
『景色が良い』
『景色が変わるから飽きない』
『人込みもないから集中できる』
↓『空が近く感じる』くらいの絶景!!
あとは、
『ロードを走るよりも体力をつけやすい』
『アップダウンで鍛えられる』
などがあります。
そうですね!!
『トレイルラン』は、ロードと違い、アップダウンが非常に多く、不安定な足場を走るのにバランスも必要なため、総合的に体力がつきやすいと言えますね!実際、バランス力や脚力は向上しやすいでしょう!!(マラソンで記録が上がるかは別として・・・)
ですが、トレイルランで体力をつけたいのはわかりますが、
・危険なスタイルでトレイルへ行かれる方
・無計画にトレイルへ行かれる方
も非常に多いのも事実です。。
3.トレイルラン実施時の注意!!
先述したとおり、『トレイルラン』とは、【林道、砂利道、登山道などのコンクリートではない山道をかけ抜けるスポーツ】を言います。走るフィールドは「山」です。ロードのように「町」ではありません。
「町」はなにかあった場合、すぐに助けを呼べます。水がなくなれば自動販売機やコンビニがあります。万一、動けなくなっても周りに人がいるので、助けてくれます。救急車を呼べば、10分程度で来ます。
↓ロードは近くに誰かがいるので安全に走れます
一方、「山」は、自動販売機はどこにでもありません。コンビニなどは当然ありません。動けなくなった場合、周りに人がいるかもわかりませんし、通らなければ助けてもらえません。また救急を呼んでも、山道なので車は入れず、どんなに少なく見積もっても1時間以上は有します。
↓トレイルでは、誰とも出会わないことも・・・
要は、
「山(トレイル)」に入る場合は、基本自力でなんとかするしかありません!!
万一の可能性を想定し、たとえ短い時間・知っている山でも、備えをしなければなりません!
そして、何よりその万一が起きないように、しっかりした「装備」と「計画」をしなければなりません!
今からでも十分間に合います!
必ず、「装備」と「計画」をしてトレイルランを行いましょう!!
4.安全に楽しむ為に『トレランのはじめ方』を知ろう
以下の6章に分けて、安全に楽しむ為の『トレランのはじめ方』を説明・解説していきます!
少し長いですが、「トレイルランを始めようとしている方」、「トレイルランに興味がある方」は、是非読んでみてください!!
そして、この記事が『トレランを安全に楽しむための教科書』として、皆様のお役に立てば嬉しいです!
トレイルランを始めるに辺り、「絶対に持っていってほしいアイテム」、「季節に応じて必要なアイテム」、「できれば準備して欲しいアイテム」をご紹介します。ギアなどの装備品もあれば、そうでないものもあります。基礎中の基礎ですので、必ず確認することをおすすめします。
林道、砂利道、登山道などのコンクリートではない山道をかけ抜けるスポーツをトレランと言います。まずは、このトレイルランの種類についてもっと詳しく知りましょう。安全に楽しむには、まず相手を知っていることが大切です。どんなフィールド・どんな距離競技・どんな考え方があるのかなどを知っていきましょう。
トレイルランをする場合、トレイル専用のランニングシューズ(トレランシューズ)で行う方がいいです。では、トレランシューズとロードシューズは何が違うのか?また、トレランシューズとトレッキングシューズは何が違うのか?それを詳しく解説します。
PART2: トレランシューズのサイズ選びを知る
トレランシューズは、ロード用シューズとは異なるサイズ感を選ぶことがあります。初心者の方におすすめのサイズ感をご紹介します。また、サイズ選びによるトラブルに関してもご説明します。
PART3: トレランシューズの履き方・結び方を知る
選んだトレランシューズで、トレイルランを安全に楽しむ為には、靴と足をしっかりフィットさせることが必要です。フィットしていないと怪我を誘発することが多くなります。おすすめの履き方結び方を紹介・説明していきます。
トレランシューズと言っても様々な種類があります。大きく分けて4つある種類を紹介し、説明解説いたします。また、その中でトレランシューズにおける重要な考え方の1つ【シューズの高低差(ドロップ)】についても詳しく説明します(全2回予定)
PART2: トレランシューズの選び方を知る
トレランシューズの種類がわかった後は、どの種類が自分に合うのか・自分がほしいものかを選べるようにします。その選び方を詳しく解説します。
PART3: トレランシューズの代表モデルを知る
ブランドごとの代表モデルを紹介していきます。そして、最後に、「各モデルが他モデルと比べてどう違うのか」、「どういった種類に属するのか」を一覧にした【総合チャート表】も発表させていただき、自分が求める商品単品を選べるようにします。
PART4:トレランシューズの単品知識を深く知る
実際の商品単品を説明していきます。実際の使用感・強みや弱いなどを含めて、他の商品との違いをしっかり語ります。自分にあったものを選べるようにしていきます。
トレランザックにも、トレランシューズと同様に種類がいくつかあります。また、容量(どれだけ中に入るかの目安)も様々あります。まずはこれらを基準に種類を知っていただきます。そして、値段も含めた違いによるメリットデメリットも解説します。
→執筆中
PART2:トレランザックの距離別での使い分け方を知る
トレランザックは主に、走行する距離に応じて容量を調整することが多いです。単純に距離が長ければ、荷物が多く必要になりますので、容量は多めの方が無難。反対に、距離が短いのであれば、荷物は減りますので、容量は小さいほうが無難と言えます。「距離」を基準に、どの距離にはどの容量がいいかを説明解説します。
→執筆中
PART3:トレランザックの代表モデルを知る
ブランドごとの代表モデルを紹介していきます。また、容量やザックタイプを基準に、各モデルの違いなどを簡単な一覧表にしてまとめます。違いや選び方・使い分け方を覚えていきましょう。
→執筆中
装備品を用意して実際にトレイルへ入る前に、必ず『行動計画』を立てましょう。具体的には、「今日はどれくらい山にいるか」、「どのコースをいくか」、「どのくらいの時間がかかるか」などです。この『行動計画』を怠らないようにするために、立て方を説明していきます
→執筆中
少し長く続きますが、トレイルランを安全に楽しむ為に、是非覚えていて欲しいです!!
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ランニングが大好きで、大手スポーツ店のランニングコーナーで働いて10年『はしりびと』です。多くの商品を使用体感し、全国の店員へのランニング知識の指導、ランニング新製品のアナライザー(製品特徴を分析する仕事)などをしております。ランナーとしても、サブ3、サブ9を達成。夢は【楽しく健康にランニングをお手伝いすること】です。