こんにちは。
はしりびとです。
今回は、ランニング上級者におすすめのランニングシューズ5選をご紹介します!
※2021年9月頭現在のおすすめ商品です!
ランニング上級者とは
おすすめ5選を紹介する前に、まずここで言う【ランニング上級者】がどういうランナーに当たるかを説明しておきます!
★ランニング上級者(サブ3.15~3)
《ランニング上級者の一例》
・ランニング経験が豊富で走力もある(3年以上は続けている)
・大会参加歴も豊富(いろんな大会に参加してきた)
・なんとしてでも結果を出したい(記録更新に貪欲)
・週5程度は走る(月間300km前後は走る)
・休みがあればほとんどをランニングに費やす
《マラソン大会での走力の目安》
・フルマラソンで、<3時間15分、3時間切り>を目指したい
・ハーフで、<1時間25~35分切り>を目指したい
・10kmを、<38~42分切り>を目指したい
・結果を出すことがすべて
自分が【ランニング上級者】に該当するかどうかわかりましたでしょうか?
ランニング上級者は、これまでの初心者~中級者と違って、『とにかく結果に拘る』『何としてでも記録更新したい』という結果思考が強い傾向にあります!
そして、目標タイムも明確で、【サブ3を達成したい】【まずサブ3.15を達成し、いつかはサブ3】という目標を掲げている方が多いでしょう!
フルマラソンで3時間切り(サブ3)を達成することは、大会に出走される多くのマラソンランナーのあこがれです!その”あこがれ”に届く位置まで達しているのが、上級者ランナーということですね!
(ちなみに、大会参加者の内、サブ3を達成するのは約2.5%程度と言われています。20000人の大会なら500人程度しかサブ3を達成できないと言われています。それだけ狭き門なんですよね)
当然、ランニングシューズへの拘りは”中級者以上”です!!出し惜しみしませんね!
そして、昨今の流行である”厚底でカーボンの入ったランニングシューズ”が最も影響するのは、この上級者ランナー(サブ3を目指すランナー)でしょう!
ですので、今回は、
①厚底カーボン系でおすすめシューズ2選
②薄底レーシング系でおすすめシューズ3選
の2つに分けて、サブ3に向けたシューズをご紹介しようと思います!
下記を参考にして頂き、少しでも自分に合ったシューズを選んでみてください!
上級者向け『厚底カーボンシューズ』のおすすめ2選
それでは、まず上級者向け『厚底カーボンシューズ』のおすすめ2選を紹介します!
以前ご紹介した【ロードSH総合チャート表2020-21】の一番右の列からおすすめ2品をご紹介しますので、是非参考にしてみてください!
※チャート表について詳しく知りたい方は下記記事参照
①NIKE/VAPORFLY NEXT %
クッション性(柔らかさ):★★★★★★(6)
安定性(ブレのなさ):★★★☆☆☆(3)
反発性/走行性(スピード感):★★★★★★(6)
*カーボンプレート内臓(フルレングス)
厚底カーボンシューズの代表と言えば、間違いなく『ベイパーフライNEXT%』でしょう!”上級者=薄底シューズ”という概念を覆し、圧倒的なクッション性と異次元の反発性で上級者ランナーの走りをアシストしてくれます!履いた瞬間は、かなりのクッション性を感じグニャグニャした不安定な履き心地ですが、実際走ってみると、カーボンプレートとZOOM Xの反発で、自然とスピードが促される仕様です!不安定さのリスクはありますが、「とにかく結果を重視するランナー」にはお勧めです!
②ASICS/METARACER
クッション性(柔らかさ):★★★★★☆(5)
安定性(ブレのなさ):★★★★☆☆(4)
反発性/走行性(スピード感):★★★★★★(6)
*カーボンプレート内臓(中足部~前足部のみ)
ASICSが初めて打ち出した厚底カーボンシューズが、『メタレーサー』です!『ベイパーフライNEXT%』同様に、高いクッション性と反発性がウリですが、ASICSらしい特徴が詰まっています!まず、”安定性”は格段にメタレーサーの方が高いです!さすがASICSと思えるフィット感と接地時の安定性は、上級者ランナーの後半の走りに安定感をもたらしてくれます!『ベイパーフライNEXT%』が柔らかい履き心地で弾むような感覚を得るのに対して、『メタレーサー』はス―――っと前に推し進められるような感覚を感じられるでしょう!「柔らかすぎるシューズは嫌だが、カーボンを試してみたい」というランナーにはお勧めです!
サブ3~3.15を目指す上級者ランナーの皆様には、上記2モデルは是非とも試していただきたいです!!お勧めです!
上級者向け『薄底レーシングシューズ』のおすすめ3選
それでは、次に上級者向け『薄底レーシングシューズ』のおすすめ3選を紹介します!
先程と同様に,【ロードSH総合チャート表2020-21】の一番右の列からおすすめ3品をご紹介しますので、是非参考にしてみてください!
※チャート表について詳しく知りたい方は下記記事参照
①ASICS/TARTHER EDGE3
クッション性(柔らかさ):★★★☆☆☆(3)
安定性(ブレのなさ):★★★★★☆(5)
反発性/走行性(スピード感):★★★★★☆(5)
「サブ3を目指す方の大大大定番シューズ」「いつかは履きたいマラソンランナーの憧れ」と呼ばれていたサブ3を目指す方の鉄板モデルが『ターサーシリーズ』です!薄底で接地感が高く、自分の足でしっかりと地面を捉えて蹴り出すという動作がしやすいように設計されています!フルマラソンで使用する際には、高い脚力が必要なシューズではありますが、スピード感はかなり高いと言えます!更に、『ターサーエッジ3』は、若干クッション性がアップしたので、後半の負担を減らすことが出来ます!レースで使用するしないに限らず、サブ3を目指す方なら必ず持っておくべき1足だと思います!
②MIZUNO/WAVE DUEL3
クッション性(柔らかさ):★★★☆☆☆(3)
安定性(ブレのなさ):★★★★★☆(5)
反発性/走行性(スピード感):★★★★★☆(5)
同じ薄底シューズでありながら、最新のトレンド要素も組み込まれているのが『ウェーブデュエル3』です!陸上スパイクの”樹脂プレート”がソールに搭載されており、カーボンに劣らない反発性を生んでくれます!ですが、そのままだとかなり硬くなり足への負担が過多になってしまうので、「クッション・軽量・反発」に富んだ素材”ミズノエナジー”を採用し、負担を軽減してくれるようになっています!【薄底×プレート】が高い接地感と高い反発性を発揮してくれるので、「厚底は嫌いで接地感が欲しい」「でも高反発のサポートも欲しい」という方にはお勧めです!
③New Balance/HANZO R
クッション性(柔らかさ):★★☆☆☆☆(2)
安定性(ブレのなさ):★★★★★★(6)
反発性/走行性(スピード感):★★★★★☆(5)
サブ3ランナー向けシューズとして、最も接地感を感じるものを選びたいなら『ハンゾーR』がオススメです!『ターサーエッジ3』『ウェーブデュエル3』と比較しても、最も地面の感覚を感じて走れると思います!一方、「薄くて硬い」「ダイレクトすぎて痛い」という感じはあまりなく、程よいクッション性も感じられます!絶妙なバランスを感じられるでしょう!それほどスピードをアシストする機能はありませんが、「あくまで自分の走力で走りたい」「ピッチ走法で走りたい」という方には非常にお勧めです!
サブ3~3.15を目指す上級者ランナーの皆様には、上記3モデルは是非とも試していただきたいです!!お勧めです!
まとめ
どうでしたでしょうか?!
ランニング上級者(サブ3、サブ3.15を目指す)の皆様、『自分におすすめのランニングシューズ』『試してみたいシューズ』が見つかりましたでしょうか?
上記5モデルは非常にお勧めですので、是非実際に試していただければと思います!
以前も書きましたが、これらの評価は実際に自分自身試して感じたものです!「左右片方ずつで履いて違いを体感」「実際に数100km走って体感」し、メーカー様からの「商品情報」や、ランニング専門販売員としてのこれまでの「経験」をフル活用してまとめておりますので、自信をもっておすすめします!
もしよければ参考にして頂き、実際にお店で履き比べてみてください!
※気に入ったモデルがあれば、下記サイトからの購入がオススメです!
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ランニングが大好きで、大手スポーツ店のランニングコーナーで働いて10年『はしりびと』です。多くの商品を使用体感し、全国の店員へのランニング知識の指導、ランニング新製品のアナライザー(製品特徴を分析する仕事)などをしております。ランナーとしても、サブ3、サブ9を達成。夢は【楽しく健康にランニングをお手伝いすること】です。