こんにちは。
はしりびとです。
今回は、ランニング中級者におすすめのランニングシューズ8選をそれぞれご紹介します!
※2021年9月頭現在のおすすめ商品です!
ランニング中級者とは
おすすめ8選を紹介する前に、まずここで言う【ランニング中級者】がどういうランナーに当たるかを説明しておきます!
1.ランニング中級者①(サブ4)
《ランニング中級者の一例》
・ランニングを始めてある程度期間が経っている(2年近くは続けている)
・もっと練習して速くなりたい(記録更新したい)
・週3~4程度は走る(長い距離も走ることが多い)
・身体を鍛えることが目的で走る(運動歴もある程度ある)
《マラソン大会での走力の目安》
・フルマラソンで、<4時間切り>を目指したい
・ハーフで、<1時間50~45分切り>を目指したい
・10kmを、<50分切り>を目指したい
・貪欲に自己記録更新を狙いたい
2.ランニング中級者②(サブ3.5)
《ランニング中級者の一例》
・ランニングを始めてある程度期間が経っている(2年近くは続けている)
・もっと練習して速くなりたい(記録更新したい)
・週3~4程度は走る(長い距離も走ることが多い)
・身体を鍛えることが目的で走る(運動歴もある程度ある)
《マラソン大会での走力の目安》
・フルマラソンで、<3.5時間切り>を目指したい
・ハーフで、<1時間40~35分切り>を目指したい
・10kmを、<45分切り>を目指したい
・貪欲に自己記録更新を狙いたい
自分が【ランニング中級者】に該当するかどうかわかりましたでしょうか?
上記の通り、ランニング中級者は2つにわけることが出来るのですが、この2つのタイプの違いは、『目標タイムが異なる』というだけです!ランニングに対する考え方やモチベーションはほぼ同じと言えます!
ですが、この30分の目標タイムの差はかなり大きいです!
フルマラソンで4時間切り(サブ4)を達成することは、多くのマラソンランナーの最初の目標になっています!
ランニングを継続してきた方の大きな目標です!ランニングシューズも「サブ4達成におすすめ」「サブ4ならこれを履こう」など、《サブ4達成のシューズ》が多数販売されてきました!
また、サブ4を達成したランナーは、次に3時間切り(サブ3)を目指すのではなく、3.5時間切り(サブ3.5)を目指します!
このレベルまで来ると、一気に記録をあげることは非常に難しくなりますので、現実的な目標としてサブ3.5を目指します!(サブ3.5すらかなり高い目標でしょう)昨今は《サブ3.5~サブ3達成のシューズ》が多くなっている傾向があります!
上記からわかるように、たった30分かもしれませんが、この30分に向けて推奨するランニングシューズは異なるのです!
下記を参考にして頂き、少しでも自分に合ったシューズを選んでみてください!
『中級者(サブ4)向け』シューズのおすすめ4選
それでは、まず『ランニング中級者(マラソン4時間切り)向け』のランニングシューズおすすめ4選を紹介します!
以前ご紹介した【ロードSH総合チャート表2020-21】の左から3番目の列の中からおすすめ4品をご紹介しますので、是非参考にしてみてください!(ちなみにこの4品は、「ランニング初心者・脱初心者のスピード練習用シューズ・短時間練習用シューズとしてもお勧めですよ)
※チャート表について詳しく知りたい方は下記記事参照
①New Balance/フュエルセルレベル2
クッション性(柔らかさ):★★★★★☆(5)
安定性(ブレのなさ):★★★★☆☆(4)
反発性/走行性(スピード感):★★★★★☆(5)
サブ4達成に向けて最もおすすめしたいのが、『フュエルセルレベル2』です!トランポリンの様に跳ねる感覚が凄まじく、自然と前に進ませてくれます!更に、クッションも非常に柔らかいので、足のダメージを抑えることが出来ます!レース後半30km以降で、前に進む足の力がなくなっても『フュエルセルレベル2』なら失速の落ち幅を抑えてくれるでしょう!後半の失速をカバーしたいならおすすめです!攻めのレースを展開しやすいでしょう!
②NIKE/テンポネクスト%
クッション性(柔らかさ):★★★★★★(6)
安定性(ブレのなさ):★★★★☆☆(4)
反発性/走行性(スピード感):★★★★☆☆(4)
サブ4ランナーがNIKEの厚底カーボンモデル「ズームフライ3」をよく履いているのを見かけますが、サブ4にはあまりおすすめしません。その代わりにおすすめなのが、『テンポネクスト%』です!見た目通りの高いクッション性がある上で、NIKEの真骨頂である「反発力・推進力」を2種類の反発素材を駆使して高めています!レース前半から足のダメージを最小限に抑え、レース後半でも負担をなるべく軽減させていきたいならこれがおすすめです!守りのレースを展開するならおすすめです!
③MIZUNO/ウェーブシャドウ5
クッション性(柔らかさ):★★★★☆☆(4)
安定性(ブレのなさ):★★★★★★(6)
反発性/走行性(スピード感):★★★★☆☆(4)
『ウェーブシャドウ5』は、サブ4(または4.5)を目指す方に向けておすすめなモデルです!上記2モデルは、高いクッション性や高い反発性が特徴でした。ですが、『ウェーブシャドウ5』は、多少の柔らかさは感じるものの高いクッション性は感じられませんし、弾むような高い反発性もありません。ですが、昔ながらのランニングシューズの特徴である「接地感覚」「自分の足で進む感覚」「高い安定性」を感じて走れます!昨今の厚底系や反発系の履き心地が苦手な方にオススメしたいモデルです!
④HOKA ONE ONE/カーボンX
クッション性(柔らかさ):★★★★★☆(5)
安定性(ブレのなさ):★★★★★☆(5)
反発性/走行性(スピード感):★★★★★☆(5)
*カーボンプレート内臓(フルレングス)
*カーボンによるリスク:少ない
「サブ4達成に向けてどうしてもカーボンプレートが入っているモデルを履きたい」という方であれば、おすすめなのは『カーボンX』です!他のカーボンプレート入りのシューズは、高い反発性は得られるものの、足が出来ていないと履きこなせない(サブ3.5クラスじゃないと厳しい)という印象でした。ですが、『カーボンX』のカーボンの入れ方は、足への負担がそれほど高くならないよう設計されています!どうしてもカーボンシューズを試したいならこれがおすすめです!
サブ4を目指す中級者ランナーの皆様には、上記4モデルは是非とも試していただきたいです!!お勧めです!
『中級者(サブ3.5)向け』シューズのおすすめ4選
それでは、次に『ランニング中級者(マラソン4時間切り)向け』のランニングシューズおすすめ4選を紹介します!
先程と同様に,【ロードSH総合チャート表2020-21】の左から4番目の列の中からおすすめ4品をご紹介しますので、是非参考にしてみてください!(ちなみにこの4品は、「ランニング初心者・脱初心者のスピード練習用シューズ・短時間練習用シューズとしてもお勧めですよ)
※チャート表について詳しく知りたい方は下記記事参照
①ASICS/マジックスピード
クッション性(柔らかさ):★★★★★☆(5)
安定性(ブレのなさ):★★★★★☆(5)
反発性/走行性(スピード感):★★★★★☆(5)
*カーボンプレート内臓(前足部のみ)
*カーボンによるリスク:少ない
サブ3.5を目指すランナーの間では、カーボンシューズがもはや定番と言えるでしょう!そのカーボンシューズの中で、サブ3.5を目指すランナーに真っ先にお勧めしたいのが『マジックスピード』です!その特徴は、先程紹介した「HOKA ONE ONE/カーボンX」同様に、カーボンシューズ特有の”癖”が少ない点です!履き心地に違和感がなく、足が疲れた状態でもサポート性能があるので、初めてカーボンシューズを選ぶのに最適です!「カーボンX」よりもスピード感も出しやすいので、サブ3.5にはおすすめです!(サブ4を目指す方でも慣れれば十分に履きこなせると思います)
②NIKE/ズームフライ3
クッション性(柔らかさ):★★★★★★(6)
安定性(ブレのなさ):★★★☆☆☆(3)
反発性/走行性(スピード感):★★★★★★(6)
*カーボンプレート内臓(フルレングス)
*カーボンによるリスク:あり
カーボンシューズの大定番と言えば、この『ズームフライ3』が挙げられます!「踵着地を推奨しない(踵着地するとかなり不安定で怪我しやすい)」「安定性がない」「独特な履き心地」という難点はあるものの、カーボンプレートとクッション素材が生み出す《異次元の反発性とクッション性》はあらゆるランナーを魅了します!「これを履くと記録が上がる?!」と言われるくらい、推進力は高いと言えます!とにかく結果を求めたいという方にはその期待に応えやすいと言えるでしょう!
③ASICS/ライトレーサー3
クッション性(柔らかさ):★★★☆☆☆(3)
安定性(ブレのなさ):★★★★★★(6)
反発性/走行性(スピード感):★★★★★☆(5)
厚底カーボンシューズが登場するまでの間、長い間サブ3.5の定番として多くのランナーの足元を支えてきたのが『ライトレーサー』です!クッション性はそれほど高くないものの、「高い接地感覚」「推進力を生み出すグリップ力」「蹴り出しのしやすさ」は素晴らしいです!また、安定性が非常に高く、ブレることなく前に前に進ましてくれるので、自分の足の感覚でしっかりと走りたい方にはかなりおすすめです!初めての薄底デビューにもいいですよ!
④DESCENT/ゲンテンST
クッション性(柔らかさ):★★☆☆☆☆(2)
安定性(ブレのなさ):★★★★★★(6)
反発性/走行性(スピード感):★★★★★☆(5)
サブ3.5を目指す方に、薄底シューズのモデルでもう1つおすすめしたいのが『ゲンテンST』です!ライトレーサーよりも更に薄さや硬さを感じると思いますが、ライトレーサー以上の高い安定性を感じられます!(評価は同じ★6つですが、それ以上に評価をつけたいモデル)その特徴は、「着地ブレがほぼない」「前に真っすぐ進めること」と言えます!真っすぐ進めるので関節にかかる負担は軽減できるでしょう!(但し硬いので筋肉負担はでやすいです)ブレのないシューズを求める、固いシューズじゃないと履けないという方にはオススメです!
サブ3.5を目指す中級者ランナーの皆様には、上記4モデルは是非とも試していただきたいです!!お勧めです!
まとめ
どうでしたでしょうか?!
ランニング中級者(サブ4、サブ3.5を目指す)の皆様、『自分におすすめのランニングシューズ』『試してみたいシューズ』が見つかりましたでしょうか?
上記8モデルは非常にお勧めですので、是非実際に試していただければと思います!
以前も書きましたが、これらの評価は実際に自分自身試して感じたものです!「左右片方ずつで履いて違いを体感」「実際に数100km走って体感」し、メーカー様からの「商品情報」や、ランニング専門販売員としてのこれまでの「経験」をフル活用してまとめておりますので、自信をもっておすすめします!
もしよければ参考にして頂き、実際にお店で履き比べてみてください!
※気に入ったモデルがあれば、下記サイトからの購入がオススメです!
↓ブログランキングに参加しています!
『読んだよ!』のポチッとをしていただけるととても嬉しいです!!
ランニングが大好きで、大手スポーツ店のランニングコーナーで働いて10年『はしりびと』です。多くの商品を使用体感し、全国の店員へのランニング知識の指導、ランニング新製品のアナライザー(製品特徴を分析する仕事)などをしております。ランナーとしても、サブ3、サブ9を達成。夢は【楽しく健康にランニングをお手伝いすること】です。