こんにちは。
はしりびとです。
今回は、2022-23年に発売されたランニングシューズの中から【日々の練習や10km~ハーフマラソン向けの”薄底系ランニングシューズ”を3つ】をご紹介します!
※2023年1月頃までの商品です
前回・前々回と、フルマラソンを走るランナーに向けた【厚底クッションシューズ】と【厚底反発系シューズ】を紹介しました。
【厚底クッションシューズ】は、『フルマラソンで安全に完走したい』『フルマラソンを5時間以内で無事に完走したい』という初心者~脱初心者ランナーに向けて、怪我のリスクを避けつつ、楽に省エネでフルマラソンを走破できる仕様となっているシューズでした。
【厚底反発系シューズ】は、『何とか4時間を切ってベストを更新したい!!』『少しでも後半の失速を減らしてサブ3.5を達成したい!!』という中級者~上級者ランナーに向けて、記録更新を後押しするような反発・推進力が搭載され、ハイパフォーマンスを生み出す仕様となっているシューズでした。
今回紹介するシューズ3選は、そんな厚底とは真逆の薄底系シューズです!
《昨今の厚底ブームはどうも苦手!!》
《地面の感覚がないと走りづらい!!》
《靴の機能に頼りすぎたくない!!》
《自分の脚力(自足力)を育てていきたい!!》
という方には最適なシューズです!
特に、厚底ブームが始まる前からランニングをされている方の中には、《昨今の厚底ブームは苦手》《地面の感覚がないと走りづらい》という方が結構いらっしゃいますので、今回のシューズ3選は非常におすすめです!
また、薄底シューズは、よく中上級者が使用するイメージがあるかと思いますが、脱初心者(フル4.5~5時間)の方でも使えます!一例を挙げると、
①30~40分程度の短時間練習用(インターバル練)
②30~40分程度の足を刺激するジョグ用
③フォームを意識するジョグ用
④10km程度のレース用
⑤ハーフ程度のレース用
などです!
完全初心者を除く多くのランナーの方にオススメできるので、是非参考にしてみて下さい!
※もちろん相性がありますのでそれも大事です!!
前置き:2022-23年はブランド構成が変化した
*前回の記事と同様ですので、すでに読まれた方は読み飛ばしてください!!
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2022-23年度も非常に多くのランニングシューズが発売されました!
去年までは、各社よいシューズを発売してきたものの、《NIKE1強》という構図は大きく変わりませんでした。特にトップモデルに関しては、9割近くがNIKEでした。
ですが、2022-23年度はNIKE1強時代に歯止めがかかり、《ADIDASの逆襲》や《ASICSの巻き返し》が起こっています!
※箱根駅伝におけるシューズ着用率:2021年のNIKEシェアは95.7%(ADIDAS:1.9%, ASICS:0%)でしたが、2023年はNIKE:61.9%,ADIDAS:18.1%, ASICS:15.2%と大きく変わりつつある!!ちなみに、PUMAも3.3%と飛躍の予感?!
また、初心者用のランニングシューズにおいては、《ASICS》が大きくシェアを巻き返しています。更に、《PUMA》《New Balance》《ON》《HOKA ONE ONE》といった多岐にわたるブランドが勢力を拡大しているのも注目です!
※2022年10-12月の都市マラソンにおける初心者ランナー(完走~5時間程度)のシューズ着用率:2021年度まではNIKEがシェア半分程度を占めていたが、2022年度はASICSがシェア1位を占める大会が増えている!!更に、《HOKA ONE ONE》《ON》といった新規ブランドのシェアも拡大!!
まとめると、2022-23年度は、
①NIKEに待ったをかけるブランドとして《ADIDAS》《ASICS》が猛追!
②新興ブランド《ON》《HOKA ONE ONE》が勢力拡大!
③既存ブランド《PUMA》《New Balance》も初心者を軸に拡大!
の3つがトピックと言えます!
つまり、
より一層ランニングシューズが群雄割拠の時代になった
と言えるでしょう!
そうなると、「結局どのシューズを買えばいいの?!」「どれが私にとって一番いいの?!」等の”シューズ選びのお悩み”がかなり増えてくると思います!
そこで、この記事では、わたしが2022-23年(1月頃まで)の間に色々なシューズを試した中でお勧めのシューズを厳選してご紹介していきます!
今回の記事を参考にして頂き、少しでも「自分に合いそうなシューズ」「自分が求めているシューズ」を選んでみて下さい!そして、23年度もランニングを楽しんでみて下さい!
【結局どのシューズがいいの?】 【どれを選んだらいいの?】 この悩みは、ランニングシューズだけに留まらず【サプリメント】【タイツ】【ウェア】などあらゆるアイテムで起こりうる悩みだと思いますが、特にランニングシューズ選びにおいては悩みが大きくなってきていると思います。 この悩みに対して、しっかりと勉強して解決方法を学んでいきたいという方は、下記記事をご覧ください!読み込むには少し根気がいりますが、解決に繋がるヒントをしっかりと得られると思います! ↓ それでは、次に『日々の練習や10km~ハーフマラソン向けの”薄底系ランニングシューズ”』のおすすめ3選を紹介します! 2022-23年に発売された非常に多くのランニングシューズの中から、【日々の練習使用や10km~ハーフマラソン向けの”薄底系ランニングシューズ”】のおすすめ3選をご紹介します! 今回は3種類のタイプを1つずつご紹介します! ①練習とレースの両方で使いやすいマルチモデル ②レース本番で使いやすいモデル(10km向け) ③レース本番で使いやすいモデル(ハーフ向け) 是非参考にしてみて下さい! 練習とレースの両方で使えるマルチモデル! 昔からある薄底シューズの大定番! 高い接地感がありながら硬すぎない! 程よい反発もあるので加速もしやすい! ハードな練習でも耐えられる耐久性も魅力! メイン対象:中上級者ランナー(フルMならサブ3.5以上が目安) 用途①:中上級者(サブ3.5以上)の足を使う練習用 用途②:脱初心者(サブ5~4)のスピード練習・短時間練習用 用途③:練習でもレースでも薄底を履きたい方(フルマラソン対応) メーカー希望価格(税抜):14,000円 クッション性(柔らかさ):★★★★☆☆(4) 安定性(ブレのなさ):★★★★★★(6) 反発性/走行性(スピード感):★★★★☆☆(4.5) 接地感覚/★★★★★☆(5) 軽量性(180g):★★★★★★(6) フィット感:★★★★★★(6) ※機能に関してもっと詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてください! 10kmレースで使いやすいモデル 練習ではキツイが10kmレースなら最適! 薄底×反発素材×カーボンで新感覚の反発! 接地感がありながらも自動加速もあり! 新しいタイプの薄底レーシングモデル! メイン対象:上級者ランナー(フルMならサブ3以上が目安) 用途①:脱初心者~中級者(サブ4.5~3.5)のポイント練習用 用途②:レース用の薄底シューズを探されている方(10km程度) メーカー希望価格(税抜):18,000円 クッション性(柔らかさ):★★★☆☆☆(3.5) 安定性(ブレのなさ):★★★★★★(6) 反発性/走行性(スピード感):★★★★★★(6) 接地感覚/★★★★★★(6) 軽量性(190g):★★★★★☆(5) フィット感:★★★★★☆(5) ハーフMで使いやすいモデル フルはきついがハーフまでならこれが最適! 厚底に見えるが接地感はしっかりあり! 反発素材×プレートで一気に加速できる! ハーフくらいまでなら足を守ってくれる! メイン対象:上級者ランナー(フルMならサブ3以上が目安) 用途①:脱初心者~中級者(サブ4.5~3.5)のスピード練習用 用途②:レース用の薄底シューズを探されている方(ハーフ未満) メーカー希望価格(税抜):19,000円 クッション性(柔らかさ):★★★★★★(6) 安定性(ブレのなさ):★★★★★☆(5) 反発性/走行性(スピード感):★★★★★★(6) 接地感覚/★★★★☆☆(4.5) 軽量性(180g):★★★★★★(6) フィット感:★★★★★☆(5) 以上が、【練習や10km&ハーフ向け”薄底系シューズ”3選】となります! 最初にも書きましたが、 《昨今の厚底ブームはどうも苦手!!》 《地面の感覚がないと走りづらい!!》 《靴の機能に頼りすぎたくない!!》 《自分の脚力(自足力)を育てていきたい!!》 という方には今回紹介したモデルがおすすめです! そして、薄底シューズは、足を使うぶん「正しい身体の使い方」「正しい走り方」を意識しやすく出来ます!その為、「記録向上を目指すランナー」はもちろん、「経験の少ない脱初心者ランナー」「短時間しか練習しない初心者ランナー」にもおすすめです!いきなり長い時間は使わず徐々に徐々に使っていってください! シューズをお探しの方は、今回のモデルも是非試してみて下さいね! ↓ブログランキングに参加しています! 『読んだよ!』のポチッとをしていただけるととても嬉しいです!! ランニングが大好きで、大手スポーツ店のランニングコーナーで働いて10年『はしりびと』です。多くの商品を使用体感し、全国の店員へのランニング知識の指導、ランニング新製品のアナライザー(製品特徴を分析する仕事)などをしております。ランナーとしても、サブ3、サブ9を達成。夢は【楽しく健康にランニングをお手伝いすること】です。2022-23年:練習や10km&ハーフ向け”薄底系シューズ”3選
①ASICS/ターサーRP3
②New Balance/フュエルセル スーパーコンプペーサー
③ADIDAS/アディゼロ タクミセン9
『練習や10km&ハーフ向け”薄底系シューズ”』のまとめ