こんにちは。
はしりびとです。
今回は、2022-23年に発売されたランニングシューズの中から【フルマラソン完走~4.5時間を目指すランナー向けの”厚底クッションシューズ”を4つ】をご紹介します!
※2023年1月頃までの商品です
前回・前々回では、【コストパフォーマンスに優れたランニングシューズ】を紹介してきました。
『練習用として、あまり高価なモデルはいらないんだよねぇ』
『最初だから、まだ高いのはいいかなぁ』
という方には、低価格(10,000円未満)のランニングシューズの中からおすすめを4つご紹介しました!低価格モデルは、「クッション性」「反発性」「フィット性」等がやや劣るものの、練習用としてや、ジョギング用にはコスパの良い有難いシューズでした!
また、
『低価格はちょっとクオリティ的に心配になる…でも高すぎるのもなぁ』
『安いと嬉しいけど、マラソンで使うからもう少し優れている方がいいなぁ』
という方には、中価格(10,000~12,000円)のランニングシューズの中から5つご紹介しました!中価格モデルは、「クッション性」「反発性」などのハッキリ感じられる特徴があり、マラソンでも走りをサポートしてくれるような確かな機能がありました!ただ、『クッションはいいけど安定しないなぁ』『楽に進めるけど少し硬いかなぁ』等の”惜しさ”がありました。
今回紹介する【フルマラソン完走~4.5時間を目指すランナー向けの”厚底クッションシューズ”】は、中価格シューズであった”惜しさ”を改善してくれているシューズとなります!
更に、機能面でもよりグレードが上がってくるので、《マラソンに向けての準備をしっかりしたい方》《出来るだけ怪我をしたくない方》《よりパフォーマンスを高めたい方》には最適なシューズです!
上記に当てはまる方は、是非参考にしてみて下さい!
個人的には、マラソンを走られる方には今回紹介するモデルがオススメです!!また、中上級者の練習用としてもおすすめですので、全ランナー必見です!
※もちろん相性がありますのでそれも大事です!!
前置き:2022-23年はブランド構成が変化した
*前回の記事と同様ですので、すでに読まれた方は読み飛ばしてください!!
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2022-23年度も非常に多くのランニングシューズが発売されました!
去年までは、各社よいシューズを発売してきたものの、《NIKE1強》という構図は大きく変わりませんでした。特にトップモデルに関しては、9割近くがNIKEでした。
ですが、2022-23年度はNIKE1強時代に歯止めがかかり、《ADIDASの逆襲》や《ASICSの巻き返し》が起こっています!
※箱根駅伝におけるシューズ着用率:2021年のNIKEシェアは95.7%(ADIDAS:1.9%, ASICS:0%)でしたが、2023年はNIKE:61.9%,ADIDAS:18.1%, ASICS:15.2%と大きく変わりつつある!!ちなみに、PUMAも3.3%と飛躍の予感?!
また、初心者用のランニングシューズにおいては、《ASICS》が大きくシェアを巻き返しています。更に、《PUMA》《New Balance》《ON》《HOKA ONE ONE》といった多岐にわたるブランドが勢力を拡大しているのも注目です!
※2022年10-12月の都市マラソンにおける初心者ランナー(完走~5時間程度)のシューズ着用率:2021年度まではNIKEがシェア半分程度を占めていたが、2022年度はASICSがシェア1位を占める大会が増えている!!更に、《HOKA ONE ONE》《ON》といった新規ブランドのシェアも拡大!!
まとめると、2022-23年度は、
①NIKEに待ったをかけるブランドとして《ADIDAS》《ASICS》が猛追!
②新興ブランド《ON》《HOKA ONE ONE》が勢力拡大!
③既存ブランド《PUMA》《New Balance》も初心者を軸に拡大!
の3つがトピックと言えます!
つまり、
より一層ランニングシューズが群雄割拠の時代になった
と言えるでしょう!
そうなると、「結局どのシューズを買えばいいの?!」「どれが私にとって一番いいの?!」等の”シューズ選びのお悩み”がかなり増えてくると思います!
そこで、この記事では、わたしが2022-23年(1月頃まで)の間に色々なシューズを試した中でお勧めのシューズを厳選してご紹介していきます!
今回の記事を参考にして頂き、少しでも「自分に合いそうなシューズ」「自分が求めているシューズ」を選んでみて下さい!そして、23年度もランニングを楽しんでみて下さい!
【結局どのシューズがいいの?】 【どれを選んだらいいの?】 この悩みは、ランニングシューズだけに留まらず【サプリメント】【タイツ】【ウェア】などあらゆるアイテムで起こりうる悩みだと思いますが、特にランニングシューズ選びにおいては悩みが大きくなってきていると思います。 この悩みに対して、しっかりと勉強して解決方法を学んでいきたいという方は、下記記事をご覧ください!読み込むには少し根気がいりますが、解決に繋がるヒントをしっかりと得られると思います! ↓ それでは、次に『フルマラソン完走~4.5時間を目指すランナー向けの”厚底クッションシューズ”』のおすすめ4選を紹介します! 2022-23年に発売された非常に多くのランニングシューズの中から、【フルマラソン完走~4.5時間を目指すランナー向けの”厚底クッションシューズ”】のおすすめ4選をご紹介します! 今回は2パターンに分けてご紹介します! ①完走~サブ5向けの厚底クッション・安定重視モデル ②完走~4.5向けの厚底クッション・推進力重視モデル これらのシューズは、2023年1月末頃までに発売されたモデルで、少し値段設定が高めにはなりますが、その分高機能でありバランスにも優れたシューズとなります!そして、最初にも申し上げた通り、「マラソンに向けての準備をしっかりしたい方」「出来るだけ怪我をしたくない方」「よりパフォーマンスを高めたい方」には最適なモデルです! 是非参考にしてみて下さい! 安定重視モデルの大定番! マラソン完走を目的とする方の鉄板モデル! 柔らかく足を守りつつ体がブレない高機能性! メイン対象:初心者ランナー(フルMなら完走~5時間が目安) 用途①:中級者以上(サブ4以上)のスロージョグ・疲労抜き用 用途②:全ランナーのLSD(ロング走)用 用途③:怪我をしたくないジョガー メーカー希望価格(税抜):16,000円 クッション性(柔らかさ):★★★★★★(6) 安定性(ブレのなさ):★★★★★★(6) 反発性/走行性(スピード感):★★★☆☆☆(3) 軽量性(300g):★★★☆☆☆(3) フィット感:★★★★★★(6) *爪先から踵までのフィット感は秀逸! ※機能に関してもっと詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてください! 安定重視モデルのもう1つの定番! 完走~4.5時間くらいまで狙えるモデル! クッション・安定性に加えて推進力も魅力! メイン対象:初心者ランナー(フルMなら完走~4.5時間が目安) 用途①:中級者以上(サブ4以上)のスロージョグ・疲労抜き用 用途②:全ランナーのLSD(ロング走)用 用途③:怪我をしたくないジョガー メーカー希望価格(税抜):13,500円 クッション性(柔らかさ):★★★★★★(6) 安定性(ブレのなさ):★★★★★☆(5) 反発性/走行性(スピード感):★★★★☆☆(4) 軽量性(285g):★★★☆☆☆(3.5) フィット感:★★★★★☆(5) *踵のホールド感は全メーカー1! ※機能に関してもっと詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてください! 推進力重視モデルのおすすめ! 完走~4.5時間くらいまで狙えるモデル! 超厚底でありながら楽に前に進む機能もあり! メイン対象:初心者ランナー(フルMなら完走~4.5時間が目安) 用途①:中級者以上(サブ4以上)のスロージョグ・疲労抜き用 用途②:全ランナーのLSD(ロング走)用 用途③:軽快に気持ちよく走りたいジョガー メーカー希望価格(税抜):16,000円 クッション性(柔らかさ):★★★★★★(6) 安定性(ブレのなさ):★★★★☆☆(4) 反発性/走行性(スピード感):★★★★★☆(5) 軽量性(267g):★★★★☆☆(4) フィット感:★★★★★☆(5) *幅がかなり広めの方にも対応! 推進力重視モデルのおすすめ! 完走はもちろん5時間~4.5時間に最適! 厚底でありながら前に進む機能は他の追随を許さない! メイン対象:初心者ランナー(フルMなら完走~4.5時間が目安) 用途①:中級者以上(サブ4以上)のスロージョグ用 用途②:全ランナーのLSD(ロング走)用 用途③:軽快に気持ちよく走りたいジョガー メーカー希望価格(税抜):16,000円 クッション性(柔らかさ):★★★★★☆(5) 安定性(ブレのなさ):★★★★★☆(5) 反発性/走行性(スピード感):★★★★★★(6) 軽量性(270g):★★★☆☆☆(3.5) フィット感:★★★★★☆(5) *踵のホールド感が抜群! ※機能に関してもっと詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてください! 以上が、【完走~4.5時間を目指すランナー向け”厚底クッションシューズ4選】となります! 今回紹介した”厚底クッションシューズ”は、前回までのコスパに優れたモデルと比べると高価になることは間違いありません。『高いのは辛いなぁ』『何とか価格を抑えたいなぁ』と思われると思います。 最初にも書いた通り、1時間程度のジョギング用だったり、中上級者ランナーの練習用であれば、コスパの良いシューズで問題ないと思います!また、ある程度走られているランナー(走り方のわかるランナー)であれば、コスパの良いシューズでマラソンを走っても全く問題ないと思います! ですが、「フルマラソンに対して万全の準備をしたい」「なるべくランニングで怪我をしたくない」という方は今回の高機能モデルを選ぶことをおすすめします!シューズとしての欠点がほとんどなくなり、安全に楽に走らせてくれますので、非常に魅力的ですよ! シューズをお探しの方は、今回のモデルも是非試してみて下さいね! ↓ブログランキングに参加しています! 『読んだよ!』のポチッとをしていただけるととても嬉しいです!! ランニングが大好きで、大手スポーツ店のランニングコーナーで働いて10年『はしりびと』です。多くの商品を使用体感し、全国の店員へのランニング知識の指導、ランニング新製品のアナライザー(製品特徴を分析する仕事)などをしております。ランナーとしても、サブ3、サブ9を達成。夢は【楽しく健康にランニングをお手伝いすること】です。2022-23年:完走~4.5時間を目指すランナー向け”厚底クッションシューズ”4選
①ASICS/ゲルカヤノ29
②MIZUNO/ウェーブライダー26
③New Balance/フレッシュフォーム1080 V12
④ASICS/グライドライド3
『完走~4.5時間を目指すランナー向け”厚底クッションシューズ』のまとめ