スポーツドリンクは安静時と運動時で使い分けが大事!

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こんにちは。

はしりびとです。

今回は、これからの暑い季節のマストアイテムである『スポーツドリンクの使い分け方をご紹介します!

まず始めに、これはもう一般的だと思いますが、あえてお伝えさせて頂きます!

”運動時・発汗時における水分補給”の水分は、真水ではなく「スポーツドリンク」を選ぶ方がいい!

汗をかくと、体内の水分以外に電解質(カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、カリウム等)も失います。

体内の電解質が失われている状態で”真水”だけを補充してしまうと、体内中の「電解質」の濃度(割合)が薄くなります。

そうすると、『体内での水分調整指示』『筋肉の動きのサポート』『体内物質の輸送』などが正常運転できなくなり、”眩暈”や”痙攣”などの諸症状を悪化させる原因になります。

「スポーツドリンク」には、この”電解質”を補う成分が入っているので、運動時や発汗時は必ずスポーツドリンクを選びましょう!

2種類あるのはご存知でしょうか?

スポーツドリンクは、大きく分けて2種類あります!それぞれの特徴をお伝えさせて頂きます!

1.アイソトニック飲料

1つ目は、人間の体液とほぼ同じ浸透圧の飲料である「アイソトニック飲料」です!

運動前や安静時(日常生活)に飲むスポーツドリンクが「アイソトニック飲料」です。安静時の身体の状態に馴染みやすい飲料(安静時の体液濃度と同じ)で、水分・糖分・電解質がバランスよく吸収されるように作られています。糖質が多いことから、エネルギー補給にもなるので、日中や運動前には最適です!

次に説明する「ハイポトニック飲料」と比べて、”糖分”が多いのが特徴で、細かい目安としては、糖質が全体の5~8%の量であればアイソトニック飲料とみて間違いないでしょう。

※アイソトニック飲料はよく自動販売機に売っている「アクエリアス」「ポカリスエット」やスポーツ店等で売られている「エネルゲン」などが代表的なものです。

2.パイポトニック飲料

2つ目は、人間の体液より低い浸透圧の飲料である「ハイポトニック飲料」です!

運動中や運動後などの多発汗時に飲むスポーツドリンクが「ハイポトニック飲料」です。運動時は発汗により体液濃度が薄くなるので、低い浸透圧で作られたハイポトニック飲料が身体に馴染みやすくなります。運動時はこのタイプが適切です!

先述した「アイソトニック飲料」と比べて、”水分”と”電解質”が多くなっているのが特徴で、水分と電解質の吸収を優先的に速くするため糖分を抑えられています。細かい目安としては、糖質が全体の2.5%以下の量であればハイポトニック飲料とみて間違いないでしょう。

※ハイポトニック飲料は、昔は数は少なかったですが今ではかなり増えてきており、一般的に買えるものだと「アクエリアス ゼロ」「VAAM ウォーター」、スポーツ店等で売られている「アミノバイタルチャージ」や「グリコCCDドリンク」などが代表的なものです。

この違いはしっかり覚えておくほうがいいでしょう!

これ以上細かく説明すると難しいので割愛しますが、簡単にまとめると、

①安静時(運動前・日中)は、アイソトニック

→アクエリアス、ポカリスエット等

→糖分が多い(全体の約5~8%の糖分量)

②運動時・運動後は、ハイポトニック

→アミノバイタルチャージ、VAAMウォーター等

→糖分が少ない(全体の約2.5%以下の糖分量)

出来るだけ使い分けてほしいです!!

運動中・運動後の『ハイポトニック飲料』のおすすめ

運動前に飲む「アイソトニック飲料」は、商品ごとに大きな差はないのですが、運動中や運動後などの発汗時に飲む「ハイポトニック飲料」はそれぞれ違いがあります!

大きく分けて3種類ありますので、覚えておきましょう!

1.スポーツドリンクタイプ

一般的に、ハイポトニック飲料と言われるとこのタイプになるでしょう!

糖分量が少ないと言われるハイポトニック飲料の中でも、まだ糖分が入っているのがこのタイプです!運動中に飲む飲料として非常にバランスが良いので、初心者~上級者まで使いやすく、長時間の運動・マラソンなどに最適なタイプでしょう!

エレクトロライトパウダー(KODA)

電解質が豊富に入っているタイプ!発汗時に飲みやすく、飲みすぎないように取れるのも特徴!

塩梅水(ZEN)

”合成甘味料”、”着色料”、”香料”などを一切使っていないタイプ!美味しくはないが身体への吸収具合はとてもいい!

メダリスト顆粒(メダリスト)

クエン酸が豊富に入っており、長時間運動時でも疲労を溜めにくくしてくれます!もちろん電解質も成分もしっかり入っています!

アミノバイタル電解質チャージ

比較的容易に手に入れることが出来、誰もが飲みやすいタイプ!豊富な機能というよりは、シンプルな電解質チャージ!

※「エレクトロライトパウダー(KODA)」「塩梅水(ZEN)」は下記記事にレビューがございますので是非ご覧下さい。

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2.ゼロカロリータイプ

ゼロカロリーの名の通り、糖分量が0タイプのハイポトニック飲料です!

ダイエット目的や短時間の運動時に持ち運ぶといいタイプです!夏場の運動時に使用する際は、糖分不足が予想されますので、出来る限りエネルギージェルなども携帯する方がいいでしょう!

VAAMウォーター

体脂肪を燃やすというフレーズで有名なVAAMウォーター!どちらかというと短時間で効率的な練習をしたい時に取る方がいいでしょう!

3.経口補水液タイプ

スポーツドリンクタイプと非常に似ていますが、違いは豊富な塩分量です!

スポーツドリンクタイプの食塩相当量が約0.5程度に対して、経口補水液タイプの食塩相当量は約1g程度入っています!味は美味しくなくややしょっぱさを感じるタイプではありますが、発汗で主に失われる塩分をチャージするには最適なタイプです!発汗量の多い方はこれがオススメです!

OS-1(大塚製薬)

経口補水液の大定番商品!日常での使用もお勧めされているタイプです!

今回のまとめ

以上が、『スポーツドリンクのおすすめと使い分け方』です!

簡単にポイントをまとめてみます!

ポイント①:運動前・日中は、アイソトニック飲料がおすすめ

→アクエリアス、ポカリスエット等

→糖分が多い(全体の約5~8%の糖分量)

ポイント②:運動時・運動後は、ハイポトニック飲料がおすすめ

→アミノバイタルチャージ、VAAMウォーター等

→糖分が少ない(全体の約2.5%以下の糖分量)

ポイント③:ハイポトニックは3種類で使い分けることが大事

1つ目:スポーツドリンクタイプ(初心者~上級者まで、長時間運動やマラソンなどに最適)

2つ目:ゼロカロリータイプ(ダイエット・短時間効率化運動に最適)

3つ目:経口補水液タイプ(発汗量が極めて多い方、安全第一の方)

以上となります!

暑い夏は水分補給を適切に使い分けましょう!

そして安全にランニングを楽しみましょう!

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