こんにちは。
はしりびとです。
今回は『はしりびと練習メニュー紹介』をお届けします!
テーマは、Vol.14:ベアフットランニングを導入しようです!
全ランナーに取り入れてほしい練習『ベアフットランニング』の基礎知識について改めてご紹介しようと思います!
ベアフットランニングを行うことで得られるメリットはたくさんあります!!
暑い季節で長時間のランニングをできないからこそ、短時間で効率的に身体を磨ける「ベアフットランニングの始め方」を学んで、今シーズンの練習に是非取り入れてみて下さい!
1.ベアフットランニングってなに?
ベアフットランニングは、その名の通り、
barefoot running=裸足ランニング、裸足で走るランニングスタイル
のことを指します!
※”裸足”だけでなく、”裸足に近い薄いペラペラのシューズ”を履いて走ることも同じです
昨今流行っているような”分厚いクッションのあるシューズ”を履いて、脚や身体を守りながら走ることが普通になった時代で、ベアフットランニングを初めて聞いた方は、『裸足で走るなんて考えられない』と感じるのではないかと思います。
『裸足で走るなんて恐ろしい』
『そんなことして怪我をしないの?!』
と思われるでしょう。
ですが、ベアフットランニングでは、以下のような考えが根幹にあります。
『人間は元々裸足で走る能力を持っていたから裸足で走れる、いや、むしろ裸足で走ることのほうが自然である』
『ランニングシューズを履くことで、人間は本来のあるべき走り方を忘れ、筋力や反射神経は弱体化し、怪我をする要因を作り出している』
つまり、裸足またはそれに近い状態で走ることで、元々人間が持っていたであろう
・怪我をしない走り方や身体の使い方
・あるべき脚力(正しい筋肉)
・正しい姿勢やバランス
・神経回路の能力
を取り戻そうという考え方なのです!
これは多くのランナーに是非取り入れて頂きたい練習方法であり考え方です!距離や強度問わず問わず走られる方全員にお勧めです!
2.夏こそベアフットランニングを取り入れる
個人的には、ランナーには暑い夏だからこそベアフットランニングを取り入れてほしいと考えています!
夏場になるとよく聞かれるのが、
『暑すぎて走れない…』
『長く走りたいけど出来ない…』
です。
要は、《長時間走れないことによる走力の低下》というのが多くのランナーの悩みになっています!
実際、2~3時間のロング走などの長時間練習は、《早朝ラン(日が昇る前4時前)》とかでないと苦しいと思います。また、昨今はその時間ですら暑くなっておりますので、個人的にはあまりお勧めもしません。(その時間でも熱中症のリスクがあるでしょう)
もちろん、それに耐えられるだけの「経験値があるランナー」や「自己判断能力に長けたランナー」は実施されると思いますが、それでもなかなか難しいと思います。”熱中症のリスク”や”実走後のコンディション”や”練習効果”を考えても、やはりおすすめはしません。
わたし自身も本当に暑い時期は、ロング走はほとんどしません。(雨の日を利用して走ることはありますが、それでも暑く感じるくらい!!)暑い時期の長時間練習は、下手をすると長引く体調不良を招く恐れすらあると思います。
ですので、これからの時期は「走り込み・長時間練習」よりも、《いかに短時間で効率的に練習をするか》《短い時間でランニングスキルを上げるか》に焦点を当てて練習するのがオススメです!
そこで、この暑い時期に積極的に取り入れている練習で皆様におすすめしたいのがこの『ベアフットランニング』なのです!
先程も書いた通り、「ベアフットランニング」を取り入れることで、
・怪我をしない走り方や身体の使い方
・あるべき脚力(正しい筋肉)
・正しい姿勢やバランス
・神経回路の能力
を習得できる可能性があります!
これは通常の”分厚いクッションのあるシューズ”を履いていては、なかなか掴めない能力なのです!是非取り入れてみてほしいです!!
3.ベアフットランニングの始め方
それでは、ベアフットランニングの取り入れ方を紹介していきます!
『裸足やそれに近いシューズで走って怪我をしないのか』という疑問の通り、正しい使い方をしないと怪我のリスクがあるのは間違いありません。
足を守る生活をしてきた現代人は、いきなり裸足で走ることは難しいと言えるでしょう。ですので、以下のやり方で少しずつ慣らしていきましょう!
1.ベアフットでのウォーキング
ひとつのメニューは、ただ裸足で歩くことです。
「えっ、それだけ??」
「ベアフットランニングって名前なのに走らないの?」
「早く走りたいんだけど・・・」
とよく言われます。
が、最初の1ヶ月は走らないで、歩くだけにしてください!
先程も書いた通り、”分厚いクッションのあるシューズ”に守られてきた脚や身体で、いきなりランニングをするとあまりに刺激が強すぎて、怪我をする可能性があります。
刺激が入るのがいいことではあるのですが、その刺激が強すぎるということです。
ですので、まずは歩くという低負荷運動でベアフットの様の脚を作ることから始めていきましょう!おそらくベアフットウォークだけでも十分に足を使っている感覚を得られると思います!
2.普段履きでの『ながら』歩き
「せっかく走れる日にウォーキングだけは辛いかな」
「走れないなら、興味はあるけど取り組めないな」
という方には、スニーカー感覚で履けるベアフットシューズを履いて、普段履きや買い物などで使う『ながら』歩き練習を推奨しています!
実際、店頭に来られるお客様にベアフットランニングをご紹介する際、最初の使用方法として提案することが一番多いのが、この『ながら』歩き練習です!
ランニングとは別に、いつも生活の一部にベアフット要素を取り入れることで、自然とプラスアルファのトレーニングになるのがメリットと言えます!
『ランニングの時間はしっかり設けて、それ以外の中で取り入れたい』という方には非常にオススメですね!
以上、2つの方法を試してみてほしいです!
※下記におすすめのベアフットシューズをご紹介しています!!少し古いモデルもありますが参考にしてみて下さい!
4.まとめ
以上が、【ベアフットランニングを導入しよう!!】の内容となります!ベアフットランニングの良さをご理解いただけましたでしょうか?!
わたし自身もベアフットランニングに救われてきたランナーですので、少しでも興味を持っていただければ嬉しいです!
途中にも書いた通り、これからの時期は、《いかに短時間で効率的に練習をするか》《短い時間でランニングスキルを上げるか》に焦点を当てて練習するのが重要です!
その方法の1つとして、ベアフットランニングを取り入れることで様々なメリットを享受できますので、是非この夏挑戦してみてください!!
暑い夏は効率的に練習をしましょう!
暑くてもランニングは楽しめます!是非新たな挑戦を!!
↓ブログランキングに参加しています!
『読んだよ!』のポチッとをしていただけるととても嬉しいです!
ランニングが大好きで、大手スポーツ店のランニングコーナーで働いて10年『はしりびと』です。多くの商品を使用体感し、全国の店員へのランニング知識の指導、ランニング新製品のアナライザー(製品特徴を分析する仕事)などをしております。ランナーとしても、サブ3、サブ9を達成。夢は【楽しく健康にランニングをお手伝いすること】です。