こんにちは。
はしりびとです。
今回のテーマは、
『シューズの中に入れるインソール(中敷)!』
第6回は、
【おすすめのアーチサポートインソール・BANE編】
について語ろうと思います!
※このテーマはシリーズで語らせていただきます!各回は下記をチェック↓
作成中
1.BANEについて(過去のおさらい)
まず、以前お伝えした『BANEインソール』についてを改めてまとめます!
BANEインソールについて
日本生まれのインソールブランドです!日本メーカーだからこそできる強み”日本人の足型”を徹底的に研究し、日本人に合うインソール作成に向けてテストを繰り返して開発されたのがバネインソールです!今なおテスト&レスポンスを繰り返して、日本人の足に合うアーチサポートインソール作りをしています!
『SIDAS』ほどインソールの種類はありませんが、同様に「スポーツ」や「ライフスタイル」など用途に合わせたインソールを作成しています!特徴は、1つの種類で複数の用途に使えるインソールを作っている点です。『SIDAS』ほどの1つ1つの個性はありませんが、1つの種類における汎用性は高いと言えます!(※SIDASも1つで複数用途は使えますが、出来るなら分けたほうがいいという考え方)
BANEインソールの特徴
・1種類で複数用途に使える(多様なスポーツで使える)
・幅広めのヒールカップとアーチサポート(幅広の型に合いやすい)
・アーチサポートやヒールカップの高さが深い(固定感欲しい方に良い)
・左右にブレにくい(安定感が高い)
※詳しいブランドの特徴は下記記事にまとめております!
今回は、そのBANEインソールの中から、ランニングにおすすめしたいBANEインソールを3つご紹介します!市場に出回るほとんどのモデルを使用体感したので、その中から厳選しています!是非、インソール選びの参考にしてみてください!
2.ベーシック
1つ目は、BANEインソールのスタンダードモデル『ベーシック』というモデルです!BANEインソールの特徴である「1種類で多彩な用途」、「固定感のあるサポート」、「左右ブレしにくい」を体現したモデルです!
【特徴】
①ガッチリとホールドするプレート&カップ
上記の通りで、少し硬めのアーチサポート部のプレートが土踏まずをがっちり支えるす設計になっています!また、ヒールカップも深く硬めのプレートなので、足が左右ブレするのをしっかり抑制してくれます!とにかくガッチリと支えてくれるサポートが欲しい方には最適でしょう!
反面、硬すぎることによる”圧迫感”を感じることがあります。その為、少し馴染むまでに期間がかかりますが、馴染めばほとんどのアーチサポートインソールよりも「支え」と「ホールド」を感じて使用することができるでしょう!(【SIDAS/ラン3Dプロテクト】と同様に使用する毎に”足”と”インソール”が馴染むので、少しずつ慣らすことがポイントです)
②ウェイトのある人、幅広の人におすすめ
BANEの特徴の1つは「幅広の設計」です!アーチサポート部やヒールカップ部は、多くのモデルよりも幅広く作られているので、足幅が3Eや4Eの方は【BANE/ベーシック】が合いやすいと言えるでしょう!(4Eの靴などにはBANEじゃないと合わないものもけっこうあります)
また、プレートが硬いことにより、ウェイト(体重)がある人の足元をしっかりと支えられるのも特徴です。アーチサポートインソールは、”従来のインソール”や”クッションインソール”と比べて硬さがあるのが特徴ですが、モデルによりその硬度は異なります。当然ウェイトのある人の方が、足元にかかる負担は大きく、よりしっかりした硬さの支えが必要になります。この【BANE/ベーシック】は、ウェイトのある人の要求にしっかりと答えてくれるモデルです!
【おすすめな人】
・ガッチリと支えてくれるサポートが欲しい人
・硬くてもいいからとにかく支えたい人
・幅広(3E,4E)の人やウェイト(体重)のある人
・いろんな用途に使いたい人
3.ベーシック7
2つ目は、良い意味でBANEらしさを抑えた『ベーシック7』というモデルです!BANEの従来モデルは固定感の強さは抜群だったものの、”フィット感が変わってしまう”、”自然な履き心地ではなくなる”という欠点がありました。それを解決したモデルです!
【特徴】
①ベーシックより薄いが支えはしっかり
【BANE/ベーシック7】は、先述のベーシックと比べて、「インソールの厚さ」「アーチサポート部やヒールカップの高さ」を70%にしたモデルです。そうすることで、”フィット感が変わってしまう”、”自然な履き心地ではなくなる”という欠点を克服しています。また、サイズ感に余裕のある「クッショニングシューズ」はもちろん、【ベーシック】では使えなかった「レーシングシューズまで」使用することができるようになりました。
【ベーシック7】は、ベーシックと比べて浅くなった分、”がっちり支える機能”や”左右のブレを抑える機能”は弱くなっています。ですが、元々プレートの硬さがある【BANEブランド】ですので、多少浅くなってもランナーの足元をしっかりと支えることはできます。
「サブ4向けシューズ(またはそれ以上)などに入れたい方で、サポートを強く欲しい方」は、BANE/ベーシック7がおすすめです!(【SIDAS/ラン3Dセンス】に近い用途ですが、【ベーシック7】の方がより硬めのサポートというイメージです)
②低ドロップ系シューズ対応モデル
ランニングシューズで高低差の少ない【低ドロップ系シューズ】が増えています。低ドロップにすることで、人間本来の「自然な着地」や「自然なフォーム」が身につきやすいと言われており、使用するランナーも増えています。
その【低ドロップ系シューズ】と【アーチサポートインソール】は、あまり相性がよくないと言われていました。というのも、多くのアーチサポートインソールが「高ドロップ」だからです。「アーチサポートインソールを入れると低ドロップシューズの良さを消してしまう」ということです。
ですが、【BANE/ベーシック7】は、踵・拇趾球・小趾球の3点の厚みが同じである「0mmドロップインソール」です。支えやバランスサポートは欲しいものの、上記理由で入れることに抵抗のある方が多かったのですが、【BANE/ベーシック7】なら低ドロップシューズで併用することができるのです!
【おすすめな人】
・フィット感と強いサポートを両立したい人
・レーシング系でもしっかり支えが欲しい人
・低ドロップシューズにサポートを入れたい人
・いろんな用途に使いたい人
4.アスリートグリップシリーズ
上記にて、【ベーシック】と【ベーシック7】の2つをおすすめモデルとして紹介しましたが、それぞれには「グリップ力」を高くしたモデルが存在します。
それは、【アスリートグリップ】、【アスリートグリップ7】というモデルです。
↓アスリートグリップ
・【ベーシック】の高グリップモデル
・プレートが更に硬めになっている
・競技スポーツ向けだがグリップが欲しいランナーもOK
↓アスリートグリップ7
・【ベーシック7】の高グリップモデル
・プレートがほんの少し硬めになっている
・競技スポーツ向けだがグリップが欲しいランナーもOK
グリップが効きやすいのは良い点ですが、長時間のマラソンになると表面のグリップ素材に水分がたまり”濡れ感”が残ってしまうことがあります。濡れ感は、水ぶくれ・マメ発生の原因にもなりますので、使用する際は様子を見ながら使うことをおすすめします!
とはいえ、グリップが効く素材はスピードを出しやすいというメリットもあるので、ご自身の状態に合わせて使ってみてください!
5.まとめ
以上が、
第6回:【おすすめのアーチサポートインソール・BANE編】
となります。
改めてまとめます!
・ガッチリと固定し支える機能が極めて高いモデル
・左右のブレをしっかりと抑えられる
・幅広(3E,4E)の人やウェイト(体重)のある人に合う
・いろんな用途に使いたい人におすすめ
②ベーシック7
・フィット感と強いサポートを両立できるモデル
・レーシング系でも違和感なく使用でき、支えもしっかり効く
・0mmドロップなので、低ドロップSHにも合う
・いろんな用途に使いたい人におすすめ
是非今回の記事を活かしていただき、インソール選びにお役立てください!!
それでは、第7回:【おすすめのアーチサポートインソール・フットクラフト編】に続きます!
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ランニングが大好きで、大手スポーツ店のランニングコーナーで働いて10年『はしりびと』です。多くの商品を使用体感し、全国の店員へのランニング知識の指導、ランニング新製品のアナライザー(製品特徴を分析する仕事)などをしております。ランナーとしても、サブ3、サブ9を達成。夢は【楽しく健康にランニングをお手伝いすること】です。