こんにちは。
はしりびとです。
今回のテーマは、
『シューズの中に入れるインソール(中敷)!』
第14回(最終回)は、
【アーチサポートと足裏を育てるタイプの使いこなし方】
について語ろうと思います!
※このテーマはシリーズで語らせていただきます!各回は下記をチェック↓
作成中
1.復習(おすすめのアーチサポートモデル)
まず、Vol.5~Vol.8までにおすすめした【アーチサポートインソールの12選】を改めて紹介します!
②シダス/ラン3Dプロテクト
③シダス/ラン3Dセンス
④シダス/フットボール3D
⑤バネ/ベーシック
⑥バネ/ベーシック7
⑦⑧⑨フットクラフト/クッション+
※3種類のアーチタイプから選ぶ
⑩カスタムバランス/ブルー or ピンク
⑪カスタムバランス/グレー
⑫カスタムバランス/ブラック
※詳しいブランドの特徴は下記記事にまとめております!
シダス:https://hashiribito-sodo.com/insole5
バネ:https://hashiribito-sodo.com/insole6
フットクラフト:https://hashiribito-sodo.com/insole7
カスタムバランス:https://hashiribito-sodo.com/insole8

そうですね!
第9回【アーチサポートインソールの使い分け方】で、数あるおすすめモデルからどうアーチサポートインソールを選ぶかを解説させて頂きました!
2.復習(おすすめの足裏育成インソール)
次に、Vol.11~Vol.13までにおすすめした【足裏機能を育てるインソールの7選】をまとめます!
②B-TR SPX
③B-POWER
④アシトレ
⑤アシトレ スポーツ
⑥アシトレ カーボン
⑦コウノエインソール
※詳しいブランドの特徴は下記記事にまとめております!
B-TR:https://hashiribito-sodo.com/insole11
アシトレ(BMZ):https://hashiribito-sodo.com/insole12
コウノエ:https://hashiribito-sodo.com/insole13

その通りです!
第10回【アーチサポートインソールに頼りすぎない】で、アーチサポートのデメリットの部分も説明をさせていただきました!
今回は、この合計19種類のインソールをどう使い分けていくかを説明させて頂きます!!
「アーチサポートは負担を軽減するが、足裏を育てる能力は低い」
「足裏を育てるインソールは足裏機能を養えるが、少し疲れやすい」
「結局のところ自分はどれを選べばいいの??」
このあたりをクリアにしていければと思います!!是非ご一読ください!
3.使い方PART①:運動時と非運動時で分ける
ベーシックな使い方は、”運動時”をアーチサポートインソール、”非運動時”を足裏を育てるインソールをにする方法です!

その通りです!!
アーチサポートインソールのメリットは、足裏が本来果たす「足裏の3点支持(着地時の安定、片足での安定)」、「足裏アーチ運動(衝撃吸収、バネ)」、「メカノレセプター機能(バランス補正機能、危険察知機能)」を自動的にやってくれるという点です!
これはとても有難いことですので、負荷の大きな運動時・ランニング時はそのサポートを受ける方がいいでしょう!!ランニングにおいて、着地時の衝撃は体重の「約3,4倍」と言われており、その衝撃量を「片足」で受けますので、非常に有効なアイテムです!また、結果を求めるマラソン大会ならなおさら、有難いものです!
一方で、アーチサポートインソールは「足裏機能」を育てることにはならないとお伝えした通り、使い続けても根本的な解決には至らないことが多いです。そこで、足裏育成インソールが有効になります。
足裏育成インソールは、慣れるまでは負荷の少ない日常(普段履き)・ウォーキングなどで使用するほうがいいでしょう!!歩くという動作は、着地時の衝撃は体重の「約1.2倍」と言われています。また、常に「両足」が地面に接する状態ですので、ランニングよりも安定感が高い動作になります。まだ足裏バランス力をうまく発揮できない状態のときは、安全面を考慮し普段履き・ウォーキングで使用することをおすすめします!
慣れてきたら、ランニングの中でも低負荷の”ジョギング”、負荷のかかる時間が少ない”30分程度のランニング”で使用するといいでしょう!!
★足裏育成インソールの補足資料
【足裏の3つの機能】それぞれを養うのにどれが一番効果があるか、または、負荷が少ないかを記したチャート表を公開します!!
足裏機能を養うインソール「足裏育成インソール7選」、足裏機能を養う行動「裸足で歩く」「足指の運動」、以上の9つの項目で記載しております!是非参考にしてみてください!
※下記PDFファイルをダウンロードすればハッキリ見えます!
↓

そうですね!!
・万能型の『B-TRシリーズ』
・足指TRと足裏アーチ運動に特化した『アシトレシリーズ』
・メカノレセプター機能が極めて高い感覚派『コウノエインソール』
それぞれに良さがありますので、是非いろいろ試してみてください!!
4.使い方PART②:足裏育成インソールをメインに使う
ワンランク上の使い方は、”運動時”を足裏を育てるインソール、”休息時”をアーチサポートインソールをにする方法です!

これはワンランク上の使い方なので、PART①の使用の方法に慣れてきたら、このPART②の使用方法に変更するというイメージでいいと思います!!
ちなみに、私はこの方法で「アーチサポートインソール」と「足裏育成インソール」の使い分けをしていますが、自分自身の「足裏力」はもちろん、身体全体の力の入り方(体幹・姿勢など)が変わってきているように感じます!!更に、ランクアップを目指したい方はチャレンジしてほしい方法ですね!!
※PART①の方法と反対とも言えるでしょう。
細かく解説していきます!!
身体を作り上げていく法則として、「運動×栄養×休息」というメカニズムがあります。これは、【ランニング(運動)を行うことで疲労した筋肉・部分的損傷した筋肉は、およそ2日間・48時間の休み(休息)と、適切な栄養素の補給(栄養)をすることで、運動前よりも強く強靭な筋肉になる】というメカニズムです。一般的に『超回復』と言われるこの方法はあらゆるトレーニングの基本原理と言っていいでしょう。多くの方は、「運動」はしっかりするけれども、「栄養」「休息」を怠っています。それではトレーニングで得られる本当の”質”は得られないでしょう。
ランニングもこのメカニズムの例外ではなく、「着地の衝撃による筋肉ダメージ(部分的損傷)」、「足を上げる動作・筋肉を動かすことによる筋肉疲労」という【運動】がベースになり、そこに【栄養】と【休息】の要素が加わることで走れる身体を作っています!!これは、ほぼ例外がない仕組みと言えるでしょう。
※超回復はすべてのトレーニングの基本原理です
なんとなくお分かりかもしれませんが、この『超回復』の仕組みは、【足裏を育てること・足裏機能を養うこと】にも同様に当てはめられます!!
先程の方法でそのまま当てはめると、
「1日は”足裏育成インソール”を使用して足裏をしっかり動かし、残りの2日間はアーチサポートインソールで足裏をしっかり支えてあげてリカバリーする」
これが足裏機能育成で行う超回復の理論と言えます!!

実際に私がやっている方法も紹介しておきます!
私がいろいろ実践した上でこの使用周期が一番良いかなと感じた方法は、
「1日”裸足で歩く”を行った場合は、2日間”アーチサポートインソール”で休息をとる」
「2日”足裏育成インソール”でランニング使用した場合は、1日間”アーチサポートインソール”で休息をとる」
「4,5日”足裏育成インソール”で普段履き使用した場合は、1日間”アーチサポートインソール”で休息をとる」
※運動強度によってリカバリー周期は変わるように感じます

この使用方法もあくまで一例ですので、自分の身体の声・感覚を感じながら使ってみてほしいです!!
足が疲れているなと感じたら無理して「足裏育成インソール」を使う必要はありません。反対に、調子いいなと感じたら「足裏育成インソール」の使用タームを伸ばしてもいいです!日によって体調のよしあしが変化するように、足の状態も日々変化します!!常に同じはありません!!自分の身体の声を感じ、自分の体に合わせて使い分けてみてください!!これが出来れば、よりランナーとして大きくステップアップできると思います!!
インソール選びもシューズ同様に楽しいですので、是非取り入れてみてください!!
5.まとめ
今回の第14回をもって、
【販売のプロによるインソール選び】は終了
となります。
簡単に全14回分をまとめてみます!
第2章:足の構造とアーチサポートインソールのメリット
第3章:アーチサポートインソールのお勧め商品12選と選び方
第4章:アーチサポートインソールのデメリット
第5章:足裏育成インソールのお勧め商品7選
第6章:アーチサポートと足裏育成の使い分け方

是非今回の記事を活かしていただき、インソール選びにお役立てください!!
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ランニングが大好きで、大手スポーツ店のランニングコーナーで働いて10年『はしりびと』です。多くの商品を使用体感し、全国の店員へのランニング知識の指導、ランニング新製品のアナライザー(製品特徴を分析する仕事)などをしております。ランナーとしても、サブ3、サブ9を達成。夢は【楽しく健康にランニングをお手伝いすること】です。