こんにちは。
はしりびとです。
今回は、2022年11月発売の【新作ランニングシューズ】について語ろうと思います!
大好評モデルの3代目がついに登場!
カーボンなしでこの反発はヤバい!
トランポリンの様に弾む感覚は健在!
厚みが増してクッション倍増!でも安定!
サブ4~3.5を狙うシューズとして激押し!
『New Balance/フュエルセルレベル3』
を大分解します!!
予想以上に大好評だった前作『フュエルセルレベル2』から1年半!!
あのモチモチ感の高反発シューズがついに新作をリリース!
待ちに待った!!
3代目『フュエルセルレベル3』が登場しました!
前作は下記のような声がたくさんあり、本当に大好評でしたね!
『クッション感はたくさん感じる上にスピードがとても出しやすい!是非これでレースに出たい!』
『身体が重い時でも、このシューズを履くと非常に軽やかにペースを上げて走れる!』
『柔らかいけど、スピードアップしたときにはしっかり安定してブレずに走れる!走りやすい!』
『シューレースをしっかり締めなくても、フィット感やホールド感がすごい!』
今作『フュエルセルレベル3』は、大好評だった前作からのマイナーアップデート(大きな仕様変更はなく細かい性能アップ)となりますので、良いところを残し弱点だったところのみをアップデートしたシューズになっています!
今回は、そのアップデートポイントを中心にご紹介しようと思います!
期待を裏切らない履き心地・変わらぬ履き心地、是非体感してみて下さい!
※『フュエルセルレベル2』の性能を知らない方はまず下記をお読みください!!
フュエルセルレベル3は、カーボンが苦手なランニング中級者(サブ4~3.5)におすすめ!
定番のはしりびと式【ランニングシューズ総合チャート表】で、どこに『フュエルセルレベル3』が入るかを説明します!
↓チャート表上での立ち位置
※下記のPDFファイルをダウンロードしてもらえれば、綺麗に見られます!
↓
主な、使用者は下記になります!!
・中級者ランナー(サブ4~3.5) ※カーボンが苦手な方におすすめ <走力別の使い方> ・上級者~エリートランナー(サブ3目標以上の方)のロングペース走用 ・中級者ランナー(サブ3.5~4目標)のフルマラソン本番用・普段の練習用 ・脱初級者ランナー(サブ4.5~5目標)のハーフマラソン以下の本番用・ポイント練習用 ※実際トップランナーも日々の練習用として使用している それでは、単品特徴をみていきます!! ・重量:210g(27.0cm) ※重さは変わらず ・ドロップ:6mm ※前作と同じ ・厚み:前足部21.5mm/踵部27.5mm ※前作より1.5mmずつ厚くなった ・アッパー:エンジニアードメッシュ ※前作に比べてやや補強されている ・ミッドソール:フュエルセル ※前作と同様 ・アウトソール:ブローンラバー ※安定性がアップ 多くの素材を使用しないシンプルさも魅力の1つですね! それでは、アップデートポイントを細かく見ていきましょう! 今回は、細かい変更点を4つご紹介します! 最初にも書いた通り、基本ベースは「フュエルセルレベル2」の継承となります!ですので、変更点を知ることはそれほど複雑ではありませんので、是非ご覧下さい! ミッドソールの厚みが、前作と比較して前足部・後足部ともに+1.5mmになっています!これにより、クッション性が更に向上し、より衝撃吸収性を感じられる柔らかな履き心地に進化しています! また、ミッドソールには、トップモデルでも使用されている軽量で超高反発する素材《Fuelcell》を採用していますが、1.5mm厚みが増した分《Fuelcell》の搭載量が格段にアップしています。その結果、厚み以上にクッション性が上がっていることはもちろん、弾むようなモチモチした反発性も前作を大きく上回る仕様になっています!「トランポリンのように弾む感覚が倍増」している感じですね!! 「ミッドソールの厚みが増してクッション性と反発性が高まると、安定性は下がらないの?」と思われるでしょう。試履きした時点では、グニャりとする感覚(不安定さ)がありますが、実際に走ってみると不安定さはそこまで感じません! 不安定さを感じない要因の1つに、【アウトソールの幅を広げて安定性をキープしている】が挙げられます。 前作よりも、アウトソールの幅を踵側・前足部側共に3mm程度ずつ広げています。着地した瞬間に、ミッドソールが少し横に広がるような感覚があり、横へのブレを抑えてくれるようなイメージです。これにより、ソフトな履き心地を実現しながらも、「踵で着いた瞬間の踵の安定性」「前足部での蹴り出し時のブレの抑制」を実現しています! 不安定さを感じない要因のもう1つとして、【アウトソールの素材変更】が挙げられます。 今作では、安定性に長けた《ブローンラバー》というアウトソールを採用しています!前作のアウトソール素材よりも固さはあるものの、着地した時にアウトソールがしっかりと地面を掴んでくれるので、安定した着地を可能にしています!《Fuelcell》特有の高い反発性に対して、アウトソールがしっかり安定性を保ち、前へのスムーズな走りを実現してくれるので、マッチングがイイと言えますね! ランニング時の怪我として多いのが膝の痛みだと思いますが、この要因の1つに「着地した瞬間に足が内側に過度に倒れ込む=オーバープロネーション」があります。前作までは特段この動きに対しての機能設計を施していませんでしたが、今作では、新たに着地時の内側への倒れ込みを防ぐオーバープロネーション対策の機能設計が追加されています! ※オーバープロネーションは下図のような状態です。この状態で走り続けると、膝痛はもちろん足裏の痛みなども発生しやすくなります。もちろんスピード感も出づらくなります。 具体的には、ミッドソール内側の高さをしっかりと引き上げることで、着地した際の倒れ込みを防ぐというものです!外側よりも内側の高さを引き上げることで内側への倒れ込みを少なく出来ます!(ちょっと難しい話になるので深くは説明しません) この機能が入ったことで、脚が真っすぐ抜けやすい感覚を得られるようになっています!いかに左右への不要な動きを減らして前に運ばせるかが大事なので、このわずかな変更も非常に大事な要素ですね! 公式では、前作と同じアッパー《エンジニアードメッシュ(足当たりが良くフィット感と通気性が良い素材)》を採用しています!ですが、今作は、軽量性に優れたニット素材に剛性(耐久性)のある糸を組み込んだ素材に変更していることで、前作よりも軽量性&耐久性が向上しています!また、ニット繊維は足に吸い付くようなフィット感を得られるので、ソフトで包み込むような一体感を感じられるでしょう! また、フィット感という観点でいくと、今や定番となっているシュータン(ベロ)とアッパーが一体になった《ガゼットタン》を採用しているので、土踏まず部のフィット感が更に向上してくれています!(これにより、足裏全体に体重が乗った際の”足ブレ”を抑制しやすくなったのもメリットの1つですね! 更には、ヒールカウンターも改良され、踵のホールド感が増していますね! 以上がアップデートポイントの詳細です! どうでしたでしょうか?! 『New Balance/フュエルセルレベル3』の特徴が伝わったでしょうか?前作からの変更点が伝わりましたか? 『フュエルセルレベル3』の特徴を改めてまとめると、 ①ミッドソールが1.5mm厚くなり、クッション性&反発性アップ!(弾むような履き心地が更に進化!!) ②アウトソール幅を広げる+ブローンラバーの採用により、厚くなっても安定性はしっかりキープ!(弾みつつブレない走りを実現!!) ③内側ミッドソールの高さを引き上げたことにより、足抜けがよりスムーズに!(前に進むスピードがアップ!!) ④アッパー素材の改良+ガゼットタンを採用したことで、フィット性&アッパー耐久性アップ!(前作の弱点を克服!!) となります! 色んなバージョンアップがあり更に魅力的にはなりましたが、何よりもこのシューズの良いところは、『カーボンプレートなしでこの反発は凄まじい!!』『カーボンプレートなしとは思えない高い反発性!!』です! これは【サブ3.5~サブ4を目指すランナー】なら必ず試してみるべき1足です!! 『New Balance/フュエルセルレベル3』は是非履いてみてほしいです!! 今回の記事を参考にしていただき、自分のレベルに合ったもの・必要なものを選ぶための材料にしてみてください! ★『New Balance/フュエルセルレベル3』をお探しの方はコチラ! ↓ブログランキングに参加しています! 『読んだよ!』のポチッとをしていただけるととても嬉しいです!! ランニングが大好きで、大手スポーツ店のランニングコーナーで働いて10年『はしりびと』です。多くの商品を使用体感し、全国の店員へのランニング知識の指導、ランニング新製品のアナライザー(製品特徴を分析する仕事)などをしております。ランナーとしても、サブ3、サブ9を達成。夢は【楽しく健康にランニングをお手伝いすること】です。フュエルセルレベル3の機能性スペック
フュエルセルレベル3の機能評価
変更点①:ミッドソールが1.5mm厚くなり、クッション性&反発性アップ!
変更点②:アウトソール幅を広げる+ブローンラバーグリップの採用により、厚くなっても安定性はしっかりキープ!
変更点③:内側ミッドソールの高さを引き上げたことにより、足抜けがよりスムーズに!
変更点④:アッパー素材の改良+ガゼットタンを採用したことで、フィット性&アッパー耐久性アップ!
まとめ