全ランナーにおすすめ!!『New Balance/フレッシュフォームテンポV2』で走りを整えよう!

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こんにちは。

はしりびとです。

今回は、おすすめの【ランニングシューズ】について語ろうと思います!

”フレッシュフォームテンポ”のV2モデル!

しっかりと足を守る”クッション性”&安定性!

走りを整える為の”屈曲性”&”低ドロップ設計”!

足を守りながらも走り方を整えてくれるNew Balanceらしい1足!

『New Balance/フレッシュフォームテンポV2』

を大分解します!!

そもそもNew Balanceってランニングのイメージがあまりないけど大丈夫なのかな?

確かに【New Balance】って、NIKE、ADIDAS、ASICS、MIZUNOほどランニングシューズへのイメージがないですよね。それはなんとなくわかる気がします。

ですが、実は【New Balance】のランニングシューズはかなりアツいです!

New Balanceは、『間寛平さんのアースマラソンを支えたシューズ』『日テレ系24時間マラソンランナーの足元を支えたシューズ』(現在はHOKAになっています)としての歴史があります。長い距離を走るランナーに愛されていた実績があります!

また、東京オリンピック女子5000mに出場した田中希実選手(女子1500m、女子3000mの日本記録保持者)が契約していたブランド(現在は終了)としても有名です。陸上競技のような中距離走を走る方にまで愛されていた実績もあります!

つまり、陸上競技の一流の中の一流のトップアスリートから、超人級の超長距離ランナーにまで愛されている素晴らしいブランドなんです!

そんな多くのアスリートから愛されているNewBalanceのランニングシューズですが、今回紹介する『フレッシュフォームテンポV2』は、他ブランドのランニングシューズとは一線を画すような作りになっており、このシューズでしか体感できない機能があります!

一言で言うなら、

「脚を守ること・楽に走らせてくれる機能」と「足の力を養う・走り方を磨く/整える」という相反するような役割を両立させたシューズ

と言えます!!

足を守りながら足を鍛えるなんてことが可能なの?そんないいとこどりみたいなシューズがあれば是非試してみたいよ!もっと詳しく教えてください!

それでは、そんないいとこどりを出来ちゃうシューズ『New Balance/フレッシュフォームテンポV2』というモデルを詳しく解説していきます!!

サブ4.5ランナーだけでなく誰でも使える”万能モデル”

以前紹介したランニングシューズ【総合チャート表】で、どこに『フレッシュフォームテンポV2』が入るかを説明します!

↓チャート表上での立ち位置

※下記のPDFファイルをダウンロードしてもらえれば、綺麗に見られます!

ロードSHチャート表2021-22(2022年6月時点)

主な、使用者は下記になります!!

『フレッシュフォームテンポV2』の使用者
<おすすめレベル>

・脱初心者ランナー(サブ4.5目標)

※中級者(サブ4クラス)のレースでも十分使える

<走力別の使い方>

・上級者~中上級者(サブ3~サブ3.5)のジョグ用・フォームを意識した練習用

・中級者~脱初心者(サブ4~4.5)の練習用&フル本番用

・初心者クラス(サブ5~完走)の時短練習用&ハーフまでの本番用

※本番でも使えるが練習でこそ強みを発揮するシューズ

それでは、細かくみていきます!!

フレッシュフォームテンポV2の機能スペック

・重量:238g(27.0cm)

・ドロップ(前後差):6mm

・アッパー:ハイポニットアッパー

・ミッドソール①:フレッシュフォームX(クッション材)

・ミッドソール②:フレッシュフォーム構造(ハニカム形状)

フレッシュフォームテンポV2の機能評価

「フレッシュフォームテンポV2」の特徴を大きく3つに絞って紹介します!

是非参考にしてみてください!

①足を守る柔らかな”クッション性”と沈みすぎない安定性!

まず、『フレッシュフォームテンポV2』を履いて最初に感じるのは、その柔らかなクッション性だと思います!その要因は、ミッドソール素材に採用された【FRESHFOAM X】という素材です!

【FRESHFOAM X】は、軽量&安定感重視だった【FRESHFOAM素材】をベースに、クッション&軽量機能を強くした素材になっており、これまでの少し固さの合った履き心地から、足を包み込むような柔らかな履き心地に進化したのがポイントです!(反発性はそれほどありません)

これまでの『FRESHFOAMシリーズ』を履いてきた方はご存知かもしれませんが、『FRESHFOAM』と言えば、”安定感重視のしっかりとした踏み心地のあるシューズ”という印象でした。ですが、今作『フレッシュフォームテンポV2』は、そのイメージとは全く異なるといっていいと思います!

前作までが「中級者ランナー(サブ4~3.5)」「上級者ランナーの練習用」に向いていたのに対して、今作『フレッシュフォームテンポV2』は、「脱初心者ランナー(サブ4.5)」をメインに、「初心者ランナーの練習用(1時間程度のジョグ)」「上級者ランナーの練習用」に使用できるマルチなシューズになったと言えます!

ここまで説明したときに、シューズに詳しい方ならお気付きになるかもしれませんが、「柔らかいクッションになったら安定性は下がるんじゃないの?」「グニャグニャしちゃわない?」という疑問を持たれるかと思います。

もちろんこのシューズが安定性に対して無視しているわけはありません!【FRESHFOAM X】の不安定性をカバーする為に、大きく3つのアプローチをしています!

1つ目が、【FRESHFOAM素材】に共通しているハニカム構造という設計です!

ミッドソールの至る所に凸凹があると思います。この凸凹を施したミッドソールこそ【FRESHFOAM素材】の真骨頂のハニカム構造で、クッション性と安定性の両立を成す構造となっています。簡単に言うと、ミッドソール外側は”凹ませる設計=クッション性が優位”、ミッドソール内側は”凸する設計=安定が優位”にすることで、両立させています!このハニカム構造が、【FRESHFOAM X】の柔らかいクッションの中でもグニャグニャに崩れすぎない安定性を高めてくれるのです!

2つ目が、中足部から爪先にかけて脚を包むような【ハイポニットアッパー】と、踵を柔らかにホールドする【ヒールカウンター】の採用です!

簡単に言うと、爪先~踵まで高いフィット感を生み出すことで、シューズ内部でのズレを減らし安定感の喪失を防ぐというものです。これをすると若干タイトなフィット感にはなりますが、シューズ内での足ズレは本当に少なくなっているので、フィット感による安定の効果はしっかりと得られると思います!

※タイトなフィットと書きましたが、ハイポニットアッパーは足の形に合わせて広がるような素材なので、ワイド(3E)くらいの方でも履けます!

3つ目が、爪先と踵部の高低差が6mmの【低ドロップ設計】です!

『フレッシュフォームテンポV2』の特徴の1つである【低ドロップ設計】に関しては、次の項目で詳しく説明しますが、その効果の1つを簡単に言うと、「着地が足裏全体での着地になることにより着地時の安定感が高まる」というメリットがあります!

以上が、【FRESHFOAM X】の不安定性をカバーする設計になっています!柔らかな履き心地により不安定性を感じて不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際の走行時にはしっかりとブレ(不安定感)を抑えた走りが出来ますので安心していいと思います!是非その履き心地を体験してほしいですね!

※実は、あえて不安定感を残しているところもあります!後述しますので、是非そちらもご確認ください!

②前後差6mmの”低ドロップ設計”が走りを整える!

先程、【低ドロップ設計】のメリットの1つとして、「足裏全体での着地による安定性向上」を挙げましたが、実はそれ以外にも低ドロップ設計によるメリットはたくさんあります!

1つは、「姿勢が整いやすくなる」というメリットです。

ランニングでは走る時の姿勢が凄く大事と言われています。「身体全体を前に倒すような前傾姿勢」「足元から爪先までがスッと伸びた姿勢」などと言われますが、実際それを意識し作るのは難しいところがあります。ですが、実は『フレッシュフォームテンポV2』のような低ドロップシューズを履くと、自然と姿勢が整いやすくなる傾向があります!

通常履くような【高ドロップシューズ】というのは、言い換えると「踵が高く,爪先が低い」という”下り坂設計”になっており、シューズを履くことで自然と前に進むような形状をしています。この”下り坂設計”は、楽に前に進むという意味合いでは非常に優れた機能を持っています。

ですが、優れた機能である反面、《勝手に前傾姿勢を作ってしまうようになるので、身体全体を前に倒すような意識がなくなる=良い姿勢/前傾姿勢を作らなくてよくなる=姿勢を意識しなくなる=姿勢が崩れやすくなる》というデメリットがあります。

そのデメリットを解決できるのが【低ドロップシューズ】です!

シューズ内での”下り坂設計”がありませんので、前に進む為に身体全体をしっかりと前に倒したり、スピードによって前傾角度を調整するように身体が反応する(姿勢を意識する)ようになっていきます!「良いランニングフォームで走れるようになりたい」と望まれる方には重要な設計ですね!

※デメリットを挙げるとすれば、慣れるまでふくらはぎ辺りが張りやすくなることがあります

2つ目は、「身体の真下での着地をしやすくなる」というメリットです。

ランニングにおける走行効率を考えた際に、「身体の前での着地」は非効率的と言われています。理由としては、《着地時の屈伸運動が大きくなることで膝周りのトラブルが増える=怪我の発生原因》《沈む動きが増えやすくなり上下動が増える=エネルギーのロス》《着地時にブレーキをかける動作になりやすく推進力を殺してしまう=走行効率の喪失》が起こるからです。(同時に踵着地もあまり良いとは言われていませんね)

実は、あまり走り方/ランニングフォームを意識していない方が、【高ドロップシューズ(踵が高く前が低い靴)】を履くと、上記のような非効率的な動作が起きやすくなる傾向があります。

『フレッシュフォームテンポV2』のような低ドロップシューズを履くと、「身体の真下での着地を意識しやすくなる」と言われていますので、ランニングフォームの改善を見直す方には非常に良い効果だと言えるでしょう!

「足裏全体での着地が出来るようになる(安定感の高い走り)」

「姿勢が整いやすくなる(前傾姿勢を意識して走れるようになる)」

「身体の真下での着地をしやすくなる(走行効率アップ&怪我防止)」

ランナーにとって、低ドロップシューズを履くメリットはめちゃくちゃ大きいと言えますので、もしそういったシューズを持っていないのであれば1足は所持しておくことをおすすめします!

③グニャりと曲がる”屈曲性”が足裏を軽く刺激してくれる!

『フレッシュフォームテンポV2』を触って頂くといいのですが、前後左右にグニャグニャに曲がるようなソールをしているのがわかると思います!この《足の動きに合わせて自在に屈曲する設計》もこのシューズの特徴の1つです!

従来の多くのシューズは、着地したときにしっかりと安定するように「安定性の高いクッション材」「捻じれなくするプレート」みたいなものを搭載しています。これはランナーの負担を軽減してくれる素晴らしい機能の1つです。《マラソンを走るランナー》《長時間を走るランナー》にはとても良いと思います!

ですが、『フレッシュフォームテンポV2』には、あえて高すぎる安定性機能を持たさないようにしています!

その理由が、着地時に少しブレさせることで《着地時のバランス感覚を養う》《着地を安定させるための足裏筋肉を養う》という目的の為です!要は、「過保護に足を守るだけでなく、適度に刺激を入れることで、自分自身で身体を安定させる能力も養いましょう!」というメッセージなのです!

クッション・安定性は程よくありながら、人間本来の能力を養っていくことが可能なのが『フレッシュフォームテンポV2』の特徴と言えます!

せっかくのランニングであれば、同じ時間であっても最大限の効果を得られるようにしたいという方にはとてもいいシューズだと思います!

まとめ

どうでしたでしょうか?!

『New Balance/フレッシュフォームテンポV2』の特徴が伝わったでしょうか?

かなり長くなってしまったので簡単にまとめると、

①フレッシュフォームXによる”高いクッション性&軽量性”と,ハニカム構造による”安定性”が、しっかりと足を守ってくれる(あらゆるランナーの練習の1足として大活躍!!)

②前後差6mmの低ドロップ設計が、「良い着地方法」「良い姿勢&フォーム」「良い着地位置」を導きやすくしてくれる(良いフォームで走りたい・走りを整えたいという方の練習として最高!!)

③グニャりと曲がるソールが、なかなか育てにくい「足裏バランス」「足裏筋肉」を刺激してくれる(着地バランスが良くなる・走行効率を上げられるようなプラス効果も!!

④「足を守りながら,足を育てる」という相反する役割を1つのシューズで実現させたハイブリッドシューズが『フレッシュフォームテンポV2』

となります!

少し難しかったけど、色んな役割が詰まったこだわりのシューズだね!これは試してみたい!!

今回の記事を参考にしていただき、自分のレベルに合ったもの・必要なものを選ぶための材料にしてみてください!

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