コスパに優れた新作ランニングシューズ『ASICS/ダイナブラスト2』は練習用に持っておくと便利!

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こんにちは。

はしりびとです。

今回は、2021年8月発売の【新作ランニングシューズ】について語ろうと思います!

ASICSのニューモデル登場!

コスパに優れた軽量反発モデル!

この価格でこのクオリティやばい!

弾むように気持ち良く走れる!

『ASICS/ダイナブラスト2』

を大分解します!!

ランニングシューズを扱うブランドの1つとして、【ASICS】を知らない人はいないでしょう!

ASICSと言えば、速いランナーが履く《レーシングシューズ》を使われている方も多いですが、どちらかというと足を守ることに特化した《クッショニングシューズ》を使われている方が多いと思います!特に、クッショニングシューズの代表作である『KAYANOシリーズ』『GT2000シリーズ』は、世界的にも高い評価を受けており、国内よりも国外での人気が高まっていますね!

※KAYANOも先日28代目が登場しました!近日商品レビューしようと思います!

ですが、これまで何度もお伝えしてきた通り、

ランニングシューズのトレンドは《クッションがありながら、楽に進む・勝手に進む》というコンセプトを持ったシューズです。

【HOKA ONE ONE】【NIKE】【New Balance】【ADIDAS】【MIZUNO】など、主要各社がこのコンセプトのシューズを力強く打ち出しています!今後ますますメインストリームになっていくだろうと予想できます!

当然ASICSもこのタイプのシューズを打ち出してきています!

ASICSがここ2年で大きく打ち出してきているシューズが、「楽に省エネで走れる」というコンセプトの”エナジータイプ”のランニングシューズです。

この”エナジータイプ”にも2種類あります。

転がるように前に進む”ライド感”に特化したシューズ『RIDEシリーズ(EVORIDE, GLIDERIDE)』

こんにちは。 はしりびとです。 今回は、新しく発売された【ランニングシューズ】について語ろうと思います! ...
こんにちは。 はしりびとです。 今回は、新しく発売された【ランニングシューズ】について語ろうと思います! ...

跳ねるように前に進む”反発性”に特化したシューズ『BLASTシリーズ(NOVA BLAST, ROAD BLAST)』

があります。

今回ご紹介する『ダイナブラスト2』は、BLASTシリーズに該当するシューズで、その履き心地はまるでトランポリンに乗ったかのように弾むように走れるのが特徴です!しかも価格が良心的なのです!

これも是非履いてみてほしい注目商品ですね!!

それでは、『ASICS/ダイナブラスト2』というモデルをもっと詳しく解説していきます!!

ダイナブラスト2は、レースならサブ5~4.5におすすめ!短時間のジョギングにも最適!

以前紹介したランニングシューズ【総合チャート表】で、どこに『ダイナブラスト2』が入るかを説明します!

↓チャート表上での立ち位置

※下記から拡大版がダウンロードできます!

ロードSH総合チャート表2020-21.

主な、使用者は下記になります!!

『ダイナブラスト2』の使用者
<おすすめレベル>

・脱初心者ランナー(サブ5~4.5)

※サブ4目標の方でもレースで十分履ける(セーフティを求めるならおすすめ)

<走力別の使い方>

・初心者ランナー(完走~サブ5)の日々の練習用

・脱初心者ランナー(サブ5~4.5)の日々の練習用/フル本番用

・中級者~上級者ランナー(サブ4~3)のジョグ練習用/疲労抜き用

※1時間程のジョギングをされる方にもいい

それでは、単品特徴をみていきます!!

ダイナブラスト2の機能性スペック

・重量:250g(27.0cm), 210g(24.0cm)

・ドロップ(前後差):8mm

・アッパー:ニットアッパー

・ミッドソール:フライトフォームブラスト(以下FFBLASTと記載)

【軽量性の比較】

※『ノバブラスト2』よりも約30g軽量

※『エボライド2』よりも約15g軽量

※『グライドライド2』よりも約35g軽量

ASICSの同ターゲットモデルの中で最も軽い!

しかも¥10,000(税抜)とコスパ最高!

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・サイズ参考:実測26.3cmの方で、少し余裕ほしいなら27.5cmくらいが目安(ややピッタリ目が好みなら27.0cm)

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それでは、次に細かい機能の評価をしていきます!

ダイナブラスト2の機能評価

今回も大きく3つに分けて特徴を紹介します!!

「ダイナブラスト2」を知る為の材料にしてみてください!

①フルレングスのFFBLASTで『軽い!柔らかい!弾む!』をしっかり体感できる!

『ASICS/ダイナブラスト2』の特徴は、大きく2つあります!その1つ目が、《ミッドソール全面をFF BLAST素材にしている》という点です!

”FF BLAST”というミッドソール素材は、昨今のトレンド性能である「軽量・クッション・反発」の3つを有した素材になっています!やや安定性に欠けた素材ではあるものの、まるでトランポリンのように、ビヨーー―ンと跳ね返るような性質があります!

『ダイナブラスト2』は、実際使用した感じとして「サブ5~4.5辺りを目指すランナー」「1時間程度のジョギングランナー」がメインユーザーになるシューズですが、このような比較的初心者よりのターゲットに打ち出されているシューズの中では、トップクラスの弾む感覚を体感できるようになっています!

サブ4以上のターゲットに向けたシューズでは同じかそれ以上の反発性をもったシューズがありますが、このレベルのシューズとしては非常に珍しいです!走っていても、「柔らかくてとても気持ちいい」「軽快に弾むように走れる」と感じて頂けると思います!

そうなると気になるのが、「安定性はどうなのか??」ってことだと思います。

もちろん全く安定性がないわけではなく、ミッドソールの中足部~踵部にかけて独自の切れ込みを入れることで安定性を高めるというアプローチをしています!具体的には、「内側には浅い切れ込み」「外側には深い切れ込み」と内外の切れ込みを変えています。内外の切れ込みパターンを変えてあげることで着地時のぐらつきを抑える設計になっています!

また、アウトソール面積も少し広めにとることで安定性を高めるというアプローチもしていますので、決して安定性を無視しているわけではないんです!

とはいえ、高い安定性があるとは言えませんので、マラソンのような長距離を走る場合はそれなりに「走力(サブ5~4.5)や経験」があるほうがいいでしょう。また、すでに怪我をしている方の場合は、安全に行くなら『KAYANOシリーズ』、ダイナブラストよりももう少し安定性のある『エボライド2』などを選ぶ方がいいでしょう!

ですが、「履き心地の良さ」「弾む感覚」「楽に進む」というのはしっかり体感できる1足です!コスパも非常に優れているので、走力に関係なく練習用に持っておくと何かと使える1足だと思います!

②独自のアウトソール形状が『進行方向に真っすぐ進めるようガイダンス』してくれる!

『ASICS/ダイナブラスト2』の特徴は、大きく2つあるとお伝えしました。その2つ目が、《ASICS独自のアウトソール形状を採用している》という点です!

このアウトソール形状が本当にすごいんです!”FF BLAST”という高反発素材との相性も非常によく、よりその機能を高めてくれているんです!そのアウトソール形状というのが下記です。

この形状によりどんなメリットがあるのかというと、足が地面から離れる際に、まっすぐ進めるようにガイダンスしてくれるのです!まずは、下記画像をご覧下さい!!

フラットな状態では、「真ん中の所(赤丸部)」が出っ張っていて、「親指と小指の真下辺り(青丸部)」が少し低くなっています。これが非常に大事なポイントです。

ランニングモーションで見ていきます。

着地して爪先側に体重が移動していく流れの中で、MP関節部に体重が乗った瞬間に、まずは「真ん中の所(赤丸部)」に体重が乗るようになります。その際の画像(下記)を見てみると、「赤丸部に体重が乗った瞬間にそこが凹んで、今度は親指と小指辺りの青丸部のところが高くなる」というのがわかります!

実際に手で押してみてもわかりますが、真ん中の凸部を押すと、真ん中部がへっこみ、入れ替わるように親指側の小指側が出っ張ってくるのです!

その結果、親指部と小指部の2点で真っ直ぐ身体をすすめることができます!2点で蹴り出すことで、身体は楽に真っ直ぐ進むことが出来るのです!下記の通り簡単なテストをするとわかります。

2点が身体を真っ直ぐ進めるテスト
下記の動きを実施してみましょう!!

①まず、どちらかの腕の「人差指」を地面に対して真っ直ぐに突き刺して下さい。突き刺したまま、指を回してみてください。おそらく回ると思います。支点が1点だと、360度自由に動かすことができます。

②次に、同じくどちらかの腕の「人差し指」と「中指」を地面に対して真っ直ぐに突き刺してください。突き刺したまま指を回そうとしてみてくださ合い。おそらく回しにくい(回らない)と思います。今度は、横に動かしてみてください。おそらく同様に動かしにくい(動かない)と思います。最後に、縦に動かしてみてください。自由に動くと思います。支点が2本だと、縦方向にしか動かすことができなくなるのです。

蹴り出しの方向を真っすぐにガイダンスできることで、「楽に走れるようになる」ことはもちろん、「怪我のリスク回避」「筋肉疲労の軽減」にもなります!サブ5~4.5のレース後半には非常に役立ってくれるでしょう!練習でも負担をかからないようにしてくれますよ!

③ASICSの最大の強み『足全体のフィット感』『踵のホールド』は健在!安定性はなんだかんだある!

ASICS製品の最大の特徴といえば、「日本人の足に合いやすいフィット感」「踵のホールド力(固定感)」でしょう!これはどのモデルでもある程度共通する”ASICS最大のメリット”ともいえると思います!なんだかんだと言え、『ダイナフライト2』は最低限以上の安定感は備わっていると言えます!

まずアッパーに関しては、『ダイナフライト2』はニットアッパーを採用しています!

軽量で伸縮性が高く足の形に馴染みやすい(幅広でも履きやすい)ので、ASICSが元々持っているフィット感の高さと合わさり極上のフィット感を感じることが出来ます!またニットアッパーは耐久性も良いので、そこも非常に有難いです!これもコスパがいい理由の1つです!(但し、しっかりとした固定感を求める方からすると、”伸びすぎる”と感じることもあります)

踵のホールドに関しては、これまで紹介してきたASICSのモデルと同様で、しっかりホールドしてくれます!「踵のホールド力」は他社製品と比べても圧倒的にレベルが高く、昨今あまり推奨されていない走り方である”踵着地(ヒールストライク走法)”をしても、身体がブレないようにしっかり固定してくれます!

最近は「踵着地」にならないようなシューズも多く発売されていますが、マラソン30km以降のような力を使い果たした状況では「踵着地」になりがちです。その場合、踵を固定していないモデルを履いていると、一気に身体への負担が増えることになります。要は、怪我を発生しやすくなります。

その点、『ダイナフライト2』は、「踵着地」になっても負担を軽減できるように踵をホールドしてくれています。それだけでなく、他モデル同様に「踵着地」にならないように”低ドロップ設計(前後差8mm)”にもなっているのです。つまり、どんな着地をしても身体への負担を軽減できるようにしてくれているのです!

「前足部で着地(フォアフット走法)をする方」、「足裏全体で着地(ミッドフット走法)をする方」、「踵で着地(ヒールストライク走法)をする方」など、『ダイナブラスト2』は、どんな走法でも対応できるので、非常に使い勝手がいい1足です!

ここまで素晴らしい機能を持ったシューズが¥10,000(税抜)という価格!こんな高コスパモデルはそうそうありませんね!是非試してみてください!

まとめ

どうでしたでしょうか?!

『ASICS/ダイナフライト2』の特徴が伝わったでしょうか?

簡単にまとめると、

①FF BLASTをフルレングスで採用しているので、「軽い・柔らかい・弾む」を体感できる(サブ5~4.5におすすめ、ジョガーにもおすすめ)

②独自のアウトソール形状が蹴り出しをサポートしてくれる(足がまっすぐ進むので身体への負担も少ない)

③ASICSの中では安定感が高いモデルとは言えないが、他社比較だと十分以上の安定感がある(ASICSならではの安定性は健在、怪我のリスク回避)

④高機能低価格のコスパに優れているので、走力に関係なく練習用としてもっているといい(使い勝手がありすぎる!)

となります!

コスパがほんとにいいんです!!

練習用に持っておくと何かと使える万能型!こういうマルチモデルは1足持っていると便利ですよ!是非!!

今回の記事を参考にしていただき、自分のレベルに合ったもの・必要なものを選ぶための材料にしてみてください!

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