こんにちは。
はしりびとです。
今回は、最近発売された【新作ランニングシューズ】について語ろうと思います!
前後のAIRがめちゃくちゃ弾む!
厚底・クッション・反発がすごい!
NIKEで弾むような履き心地ならコレ!
『NIKE/エアズームウィンフロー8』
を大分解します!!

前々回紹介した『エアズームペガサス38』、前回紹介した『エアズームストラクチャー23』と比べると、圧倒的に認知度は落ちます。知らない方が多数だと思います。
ですが、去年よりじわじわと人気がでてきているのが、この『ウィンフローシリーズ』です!これを履いた方の多くが、値段に対するパフォーマンスの良さに感動し、ファンになっています!
※前回/前々回の記事はコチラ↓
『ウィンフローシリーズ』は、『ペガサスシリーズ』や『ストラクチャシリーズ』と同様に、比較的初心者向けに作られているモデルです!走り慣れていないランナーの走りを「高いクッション」「安定性」「反発性」などの機能を用いてサポートしてくれます!
『ペガサス38』や『ストラクチャー23』との違いは、
・厚みがある柔らかいクッション性
・弾むように進む高い反発性
・コスパに優れた中価格モデル
・履き心地が柔らかくて気持ち良い
です!
※但し、安定性・フィット性は低くなっています
「履き心地の気持ちよさに拘るランナー」「コストを抑えたい方」は、試す価値がある1足ですよ!
実際『エアズームウィンフロー8』を履かれた方からのコメントでは、
クッションがめちゃくちゃ柔らかい!
ちょっと不安定だけど跳ねる様に弾む!
履いていて気持ちいい!
意外とスピードも出る!
ズームフライのカーボンを取った感じ!
などなど!
徐々に人気になりつつある『エアズームウィンフロー8』は、試すべき価値ありの1足です!!

それでは、『NIKE/エアズームウィンフロー8』というモデルを解説していきます!!
ウィンフロー8は、脱初心者だけでなく『ズームフライの練習用』におすすめ!
以前紹介したランニングシューズ【総合チャート表】で、どこに『エアズームウィンフロー8』が入るかを説明します!
↓チャート表上での立ち位置
※下記のPDFファイルをダウンロードしてもらえれば、綺麗に見られます!
↓
主な、使用者は下記になります!!
・脱初心者ランナー(サブ5~4.5) ※ハーフマラソン以下に最適 ※健康/ダイエット目的の方にも良い <走力別の使い方> ・中級者~エリートランナー(サブ4より速い方)の短い時間のテンポ走用 ・初心者~脱初心者ランナー(完走目標)の練習 ※ズームフライを履く方の日々の練習用 (注)フルマラソンにはお勧めしない!! ※チャート表の見方については下記参照(2020年版ですが見方は同じ) それでは、細かくみていきます!! ・重量:290g(28.0cm) ・ドロップ(前後差):10mm ・アッパー:トランスルーセントアッパー ・ミッドソール①:クシュロン(全体) ・ミッドソール②:ZOOM AIR(前足部&踵部) ・アウトソール:ラバー(合成ゴム) 大きく3つに分けて特徴を紹介します!! 「エアズームウィンフロー」も、これまで同様に3つの特徴に集約されますので、是非参考にしてみてください! 『エアズームウィンフロー8』の特徴の1つは、「超柔らかい履き心地のクッション」です!履いた瞬間にわかるくらい柔らかく、過去に紹介した『ペガサス38』『ストラクチャ―23』と比べても、柔らかいクッション性という点では群を抜いて高いと言えるでしょう! その高いクッション性を実現しているのが、圧倒的な暑さのミッドソールの採用です!『ペガサス38』『ストラクチャー23』も十分な厚みを持っているのですが、『ウィンフロー8』は前足部17mm、踵部27mmと更に厚みのある設計(自前の解体計測)になっています!前者2モデルと比べて、わずかな厚みの差ではあるのですが、この数mmの差でクッション性・足への感じ方は変わってくるのです! 高いクッション性を出しているもう1つの理由が、《クシュロン》というミッドソールの採用です!《クシュロン》とは、NIKE独自の開発素材で「弾力(反発)のあるかなり柔らかいクッション材」です!これを採用している『ウィンフロー8』は、安定性が重視された『ストラクチャ―23』よりも柔らかいことはもちろん、”軽量・クッション・安定・反発”を高いレベルで実現した最先端素材「REACT(リアクト)」を採用した『ペガサス38』よりも柔らかく弾むような履き心地です! 『ウィンフロー8』は、その高いクッション性で足を守ってくれることはもちろん、「履いていて気持ちいい1足」と言えます!脱初心者ランナーはもちろん、「これから走るランナー」「30分程度のジョギングを楽しむランナー」はきっと気に入ると思います! ※但し、安定性はほぼありませんので、フルマラソンに対するサポート能力としては疑問符が付くモデルです。そこだけ注意が必要です! 『エアズームウィンフロー8』の特徴のもう1つは、「大きく弾む高い反発性」です!実際履いて走ってみると、着地時に柔らかいクッションを感じた次の瞬間に、まるでトランポリンに乗ったかの様な反発弾力を感じることが出来ました!弾けるように前に進みます!この「弾むような反発性」という能力も、『ペガサス38』『ストラクチャ―23』と比べてかなり高いと言えるでしょう! それを実現している機能の1つが、前足部と踵部の2か所に配置された《ZOOM AIR(ズームエア)》です!まず、後足部の《ZOOM AIR》が、”踵”や”踵を含んだ全体”で着地した瞬間に、一気に前足部側に押し出すように反発してくれます!次に、その勢いで前足部に乗った瞬間に、今度は前足部の《ZOOM AIR》が、進行方向に身体を飛ばすように反発してくれるという仕組みです!この2つの《ZOOM AIR》によりめちゃくちゃ弾むようになっています! もう1つのサポート機能が、先程も紹介した柔らかく弾力(反発)のある素材《クシュロン》です!この《クシュロン》は、先述の通り”ブレない安定性”は極めて低くはありますが、”柔らかいクッション”と”弾むような高い反発性”に秀でています!最先端素材《REACT》よりもその2要素は高いのです!その為、『ペガサス38』『ストラクチャ―23』よりも圧倒的に弾むのです! 『ウィンフロー8』は、柔らかいクッションで足を守ってくれることはもちろん、少ない力で前に推し進めてくれるので「走ることが楽しくなる1足」と言えます!これらの機能も「これから走るランナー」「30分程度のジョギングを楽しむランナー」はきっと気に入ると思います! 更に、ペースも適度に上げやすいので、「中上級者のテンポ走用のシューズ」「”ズームフライ”を履く人の負担をかけない練習用」としてもおすすめです!(1km4’20くらいまでは違和感なく走れます!) ※『ペガサス38』『ストラクチャ―23』は、初心者ランナーがフルマラソン(長距離)でも使えるようにする為、踵には安定性の確保された素材を採用し、不安定になりがちな《ZOOM AIR》は採用していませんでした。つまり、『ウィンフロー8』はフルマラソンよりも短い距離の方が最適と言えます。 冒頭で、『ウィンフローシリーズ』はここ最近じわじわと人気が上がってきているとお伝えしました!その理由は、これまでに説明した「柔らかく履き心地のいいクッション」「弾むように前に進む反発」といった機能性の良さが大きいのですが、人気が出てきているもう1つの理由が『買いやすい価格設定』です! 『エアズームペガサス38』『エアズームストラクチャー23』は、共にメーカー上代価格13,000円(税抜)ですが、『エアズームウィンフロー8』は、メーカー上代価格10,000(税抜)です!(※2021年6月10日時点でのメーカー上代価格となります) 買いやすい価格なんです!! 初心者がフルマラソンを走るのに必要な”安定性”は劣るものの、高いクッション性と反発性があり、履き心地の良さがあり、走り心地の良さがあってのこの価格設定は良心的としか思えなく、めちゃくちゃコスパが良い1足なんです!これはなるべく初期費用・ランニングの出費を抑えたい方にとても有難い要素です!! もう1点コスパがいいと言えるポイントが、”ミッドソールの寿命が長い”、”アッパーが破れにくい”といった「耐久性」にあります! ミッドソールに採用している《クシュロン》は、「耐久性」にも優れています!つまり、履き心地の良さ、走り心地の良さを長時間キープできます! そして、耐久性の高い《トランスルーセントアッパー》の採用により破れにくくなっています!《トランスルーセント》は、やや固い素材なので屈曲性・足当たりが少し悪くなるものの、破れにくく長く使えるというメリットがあります! 履き心地が良く、走り心地が良く、しかも長持ちする!これほどの機能をこの価格で実現している『ウィンフロー8』は、すべてのランナーにとって有難い1足だと思います!柔らかいクッション性と弾力性は、履き好みはありそうな1足ですが、コスパの良さは抜群です!履きつぶし用にも最適!一度試してみる価値はあると思います!! どうでしたでしょうか?! 『NIKE/エアズームウィンフロー8』の特徴が伝わったでしょうか? 簡単にまとめると、 ①ボリュームのあるミッドソールと柔らかいクッション材《クシュロン》は、脱初心者ランナーの足を守ることはもちろん、履き心地の良さも提供してくれる!(ペガサスやストラクチャ―より柔らかい) ②ミッドソール前後に配置された《ZOOM AIR》と反発弾力に長けた《クシュロン》は、楽に前に走らせてくれる!(中上級者のテンポ走、ズームフライの練習用にも最適) ③これだけの機能+耐久性もありながら、高過ぎない価格設定!コストパフォーマンスにおいては、NIKE初心者モデルの中ではトップクラス!(練習の履きつぶしにも使いやすい) ④フルマラソンよりも短い距離に適している(安定性は低い) となります! 今回の記事を参考にしていただき、自分のレベルに合ったもの・必要なものを選ぶための材料にしてみてください! ★『NIKE/エアズームウィンフロー8』をお探しの方はコチラ! ★良い走りは良い”食”から!お気に入りのオーガニック食品を見つけよう! ↓ブログランキングに参加しています! 『読んだよ!』のポチッとをしていただけるととても嬉しいです!! ランニングが大好きで、大手スポーツ店のランニングコーナーで働いて10年『はしりびと』です。多くの商品を使用体感し、全国の店員へのランニング知識の指導、ランニング新製品のアナライザー(製品特徴を分析する仕事)などをしております。ランナーとしても、サブ3、サブ9を達成。夢は【楽しく健康にランニングをお手伝いすること】です。エアズームウィンフロー8の機能性スペック
エアズームウィンフロー8の機能評価
①超厚底&柔らかいクッション性!とにかく履き心地が気持ちいいんです!
②トランポリンの様に弾むような反発性!走り心地も気持ちいいんです!
③この価格でこのクオリティ!?『ウィンフロー8』はコストパフォーマンスがいい!
まとめ