名作の38代目『NIKE/エアズームペガサス38』は使い勝手の良さが魅力!!初心者~サブ4までにおすすめ!!

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こんにちは。

はしりびとです。

今回は、最近発売された【新作ランニングシューズ】について語ろうと思います!

長年愛された名作”ペガサス”の38代目!

クッション&スピードを求める方に!

初心者~中級者まで履けるマルチさ!

『NIKE/エアズームペガサス38』

を大分解します!!

38代目!!すごい歴史だね!わたしと同じ年だよ!(笑)

そうです!本当に歴史あるシリーズなんです!

このシリーズは、【全ランナーに履いてほしいシューズ】として1983年にリリースされました!発売当初から、”ランナーの足元を支えてくれるシューズ”として高い評価を得ており、38年たった今も、『ペガサスシリーズ』はその評価を守り続けているのです!

※1年に1回アップデートされるので推定年齢38歳!!

シューズメーカーも日々変化を求められている中で、これほど続くシリーズは本当に愛されていないと出来ないことです!飽きられることの多いこの時代において、ここまで続くシリーズはシンプルにすごいです!

そんな愛されシリーズの38代目となる『エアズームペガサス38』が先日発売されたのです!これは一度は試してみるべきだと思います!

『エアズームペガサス38』を履かれた方からのコメントでは、

クッションがあるけど安定してる!

分厚いけど結構スピードも出せる!

ずっと練習用はペガサス!(サブ3.5)

毎年買い続けている!なんだかんだで『ペガサス』が一番!

などなど、代々愛され続けているシューズです!

また前作37代目との違いコメントとしては、

スピードを出しやすくなった!?

少しクッション性が上がった!?

フィット感が良くなった気がする!?

37代目からのマイナーアップデート(=大きなアップデートではないということ)とはいえ、確実に変化もある38代目なのです!

ちょいちょい隠れた変化があり、そのちょいちょいが結構ポイント!!

ペガサスは昔履いたことがあったな!でも最近のは昔と全然違うみたいだし、詳しく教えてください!

それでは、38年間愛され続けている名作シューズ『NIKE/エアズームペガサス38』というモデルを解説していきます!!

ペガサス38は初心者も履けるが、ベストマッチはサブ5~4.5

以前紹介したランニングシューズ【総合チャート表】で、どこに『エアズームペガサス38』が入るかを説明します!

↓チャート表上での立ち位置

※下記のPDFファイルをダウンロードしてもらえれば、綺麗に見られます!

ロードSH総合チャート表2020-21.

主な、使用者は下記になります!!

『エアズームペガサス38』の使用者
おすすめレベル>

・脱初級者ランナー(サブ5~4.5)

※初心者ランナーでも履ける1足

※サブ4でも履けるくらいの性能

<走力別の使い方>

・中級者~エリートランナー(サブ4より速い方)のJOG・疲労をかけたくない練習用

・脱初級者ランナー(サブ5~4.5目標)の練習&本番用

・初心者ランナー(完走目標)の練習用

※完走目標の方は本番用途は△

※チャート表の見方については下記参照(2020年版ですが見方は同じ)

こんにちは。 はしりびとです。 今回は必見です!! 前回までの実践編で行った『全7カテゴリーの代表商品の比較分類』...

それでは、細かくみていきます!!

エアズームペガサス38の機能性スペック

・重量:280g(27.0cm)

・ドロップ(前後差):10mm

・アッパー:サンドイッチメッシュアッパー

・ミッドソール①:REACT(フルレングス)

・ミッドソール②:大型ZOOM AIR(前足部)

エアズームペガサス38の機能評価

大きく3つに分けて特徴を紹介します!!

「エアズームペガサス38」も、これまで同様に3つの特徴に集約されますので、是非参考にしてみてください!

①全ランナーが履ける!REACT & ZOOM AIRの組み合わせが絶妙!

『エアズームペガサス38』の最大の魅力は、【履く対象を選ばず、全てのランナーが履けるシューズ】であることだと思います!

見た目は分厚いので、初心者ランナー(完走~サブ5)や、脱初心者ランナー(サブ5~4.5)が履けるのは想像できるかなと思います。ただ、このモデルはもっと上のレベルである中級者(サブ4~3.5)も履けますし、更にエリートランナー(サブ3未満)も気持ちよく履けるシューズになっているのです。更に更に、マラソンよりもっと短い距離を走る”部活生”も履ける1足なのです。本当にどんなランナーも使える超万能の1足が『エアズームペガサス38』なのです!前作の37代目よりこの特徴は更にあがってきたと言えます!

その特徴を生み出しているのが、2つのミッドソール素材を組み合わせた超贅沢な設計です。まず、ッドソール全面には、「ふわっ、かるっ、びよ~~ん」のキャッチフレーズ素材【REACT(リアクト)】を採用しています!【REACT】は、トレンド機能の「軽量・クッション・反発」に「安定性」を加えた癖の少ない万能素材です。とにかく弾むような”わかりやすい素材”ではありませんが、4つの機能が程よく整えられているが魅力です。(ASICSの”FLYTEFOAM”等と近いイメージ) 安定した履き心地の中に、クッション性と反発性が同居しているので、初心者~上級者まで履きやすくしてくれています!

そして、もう1つが、ミッドソール前足部のみに配置された大型の【ZOOM AIR(ズームエアー)】ユニットです!【ZOOM AIR】はNIKEの代名詞的な素材で、その特徴はREACTより優れた「高いクッション・反発」です。安定性と軽量性は高くありませんが、【ZOOM AIR】があることで蹴り出し時の一歩を楽にしてくれます!これにより脚力の弱い初心者ランナーは楽に走れますし、スピードを求めるランナーは加速をサポートしてくれるのです!

つまり、「ミッドソール全面の【REACT】が、ランナーの足元をしっかり守ってくれる。そして、前足部の【ZOOM AIR】が足りない推進力を補ってくれる。もちろん軽量性もある。全ランナーにとって必要な機能がすべて集約されている!」これこそが長年愛されてきたペガサスの最新版の特徴です!誰もが履ける『エアズームペガサス38』は、全ランナーが一度は試してみるべきです!

②とても緩やかな”ロッカー構造”!今の流行に乗り切らないからこそペガサスはいい!

『エアズームペガサス38』のもう1つの魅力は、ロッカー構造が強くないことだと思います!

ロッカー構造もトレンド機能であり、最近の多くのシューズに取り入れられています。ですが、『エアズームペガサス38』ではあえて強く取り入れていません。何故でしょうか?それを紐解く前に、「ロッカー構造」を簡単に説明しておきます。

ロッカー構造とは、ミッドソールの前側と踵側を反り返えらせた「ゆりかご」のようなミッドソール形状を言います。踵の反り返りは、着地した瞬間に一気に前に体重を移動させます。その勢いを止めることなく爪先まで移動させ、最後は反り返らせた爪先で抜ける、この移動速度を早めてくれるのが機能的特徴です。

ロッカー構造は、勝手に身体を前に進めてくれるので、ランナーにとって非常に有難い機能ではあるのですが、弱点もあります。それは、【自分のペースで走ることが難しい点】です。ロッカー構造は、先述した通り「勝手に前に進めてくれる」「ゆりかごのように転がる」という特徴です。ジョギングペースでゆっくり走りたいランナーにとっては、勝手に進められすぎるとペースが上がるのでしんどいですよね。また、速いランナーにとっては、勝手に進められすぎると自分の感覚で走りにくくなるので少し邪魔にもなりますよね。ロッカー構造にはこうしたデメリットもあるのです。

『ペガサス38』は、ロッカー構造を取り入れながらも傾斜角度を抑えることで、「楽に走る」と「自分の感覚で走る・自分の足(蹴り足)で走る」のバランスを上手く取っているのです!そもそも『ペガサス38』には、前足部に反発性能の分厚い【ZOOM AIR】ユニットが配置されているので、それも過度なロッカー構造が必要のない点と言えるでしょう。

ロッカー構造が一概に悪いわけではありませんが、【適度なロッカー構造】と【ZOOM AIR】と【REACT】の3つの絶妙なバランスも、全ランナーが使いやすくペガサスが愛されている理由でしょう!

(注)『ペガサス38』は、よくロッカー構造のシューズと表現されていますが、正確にはロッカー構造ではないです。踵の反り返りも、踵着地時の接地面を広げる(安定性を高める)ための設計です。爪先もそれほど反っている感じはないと思います。是非そのあたりも体感してみてください!

③前作37代目との違いを紹介!マイナーアップデート(小変化)だけど絶妙な変化!

最初にも書いた通り、『エアズームペガサス38』は、前作37代目からのマイナーアップデート(小変化)モデルです!

『ペガサスシリーズ』を愛用している方はご存知かと思いますが、【36代目→37代目】で起きたような劇的なアップデートはありません。ですが、今回の【37代目→38代目】で起きたマイナーアップデートが想像以上にいいんです!以下に変化したポイントをまとめます!

①アッパー素材の変化

37代目は、アッパー外側に耐久性の高い「トランスルーセントアッパー」、アッパー内側に通気性&耐久性「エンジニアードメッシュ」を採用していました。耐久性は高かったものの、屈曲時の悪さ(上手く蹴り出せない)が欠点になっていました。つまりスピードに上手く乗れなかったのです。38代目は、足当たりがよく柔軟性のある「サンドイッチメッシュアッパー」を使用。それによりしなやかな屈曲によるスムースな蹴り出しが出来るようになり、スピード出しやすくなりました。

②トゥーボックス(爪先部)が広くなった

37代目に限らず「NIKEのシューズは爪先部が狭い」という欠点がありました。実際、足幅(ワイズ)はあっていても、「小指が当たる」などの窮屈さを感じる方が多かったです。前作37代目はアッパーが硬かったので余計にこの声が多かった印象があります。38代目ではラストが見直され、この課題が解決されています。爪先部が高く広くなっており、指先に窮屈さを感じる方は非常に少なくなりました。この変化は、海外メーカーでは珍しく非常に革新的な変化だと思います!

③ミッドソールの厚さが3mmアップ

前作37代目よりもミッドソールの厚みが3mmアップしています。爪先部も踵部もしっかり厚くなっています。「たった3mm」ではなく「3mmも上がった」と言えます。足は非常に敏感なので、3mm厚くなっただけでもクッション性が上がったことを感じられると思います。

④シュータン&ヒール周りのクッション性アップ

前作37代目よりもシュータン部とヒールカウンター周りのクッション性がアップしています。特にシュータン部の違いは大きく、前作はペラペラのシュータンだったのに対し、38代目は足の甲を包むように柔らかなクッション素材(サンドイッチメッシュアッパーの続き)を採用しています。足を包み込むような柔らかなフィット感にレベルアップしています。またシュータンは今回独立型に変化しています。

⑤シューホールバンドの変化

前作37代目はシューホールバンドが固い素材でしたが、38代目は伸縮性のある柔らかい素材に変更されています。前作は、紐をしっかり閉めるとガッチリと固めるようなフィット感だったのですが、今作は、自分の足にしなやかに馴染むようなフィット感に調整しやすくなっています。履き心地の良さを感じられます。

⑤シューレース先端下の縫い目を削除

気付きにくい変化ですが、37代目はシューレースの先端部の下にアッパー補強の縫い目がありました。アッパーの固さとともに、この縫い目が蹴り出し時に起きる屈曲の悪さの原因になっていたのですが、今作38代目では、アッパーの変化とともになくなっています。とてもしなやかに屈曲しスムースな蹴り出しをしやすくなっています。

どうでしょうか?!マイナーアップデートとは思えない変化ですよね!

「たったアッパーだけの変化」と思われがちですが、今回の変化は「アッパーの変化でこんなにも変わるのか」と思わされる仕様変化でした!全ランナーがより履きやすい1足になっていますので、是非試してみてください!!

(注)※個人的な体感としては、37代目は「初心者~サブ5向け」で、38代目は「初心者~サブ4」という感じです!エントリーランナーの方なら37代目も悪くないと思います!


まとめ

どうでしたでしょうか?!

『NIKE/エアズームペガサス38』の特徴が伝わったでしょうか?

簡単にまとめると、

①ファンラン・初心者、上級者・部活生まで履けるマルチなクッショニングシューズ(全ランナーが履ける1足)

②”REACT”と”ZOOM AIR”素材により、クッション・反発・安定・軽量のバランスを高いレベルで維持している(全ランナーが履ける所以)

③ロッカー構造が緩やかなので、ゆっくり走りたい方はゆっくり走れる。反対に、速く走りたい方は、地面を捉えて”ZOOM AIR”の反発とも連動して速く走れる(全ランナーが履ける器用さ)

④37代目と比べてマイナーアップデートだけど、確実に走りやすくなっている(クッション性・フィット性・足当たり・走行生などすべてがレベルアップ)

となります!

走力が上がってもずっと履き続けられるのはいいね!経済的にも魅力的!

今回の記事を参考にしていただき、自分のレベルに合ったもの・必要なものを選ぶための材料にしてみてください!

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