こんにちは。
はしりびとです。
今回は、
【販売のプロが教えるランニングシューズ単品の違いを知ろう《実践編》】
STEP1:各カテゴリーの走力別主要モデルを把握しよう
についてです!
このテーマは、全8STEPで語らせていただきます!
概要は↓の記事を読んでみてください。
それでは、早速各カテゴリー主要モデルを発表していきます!
1.『クッショニング』カテゴリーの主要モデル
1つ目は、クッショニングの主要モデルを紹介します!
全部で5つご紹介します!
・分厚いクッションでランナーの足を守る(クッション性が高い) ・着地時に身体をぶれないようにする機能が入っている(安定性が高い) ・楽に走れるサポートがある(反発性もある) ・他カテゴリーと比べて少し重たくはなるが、機能を豊富にし怪我の防止を目指す ②クッショニングのターゲット ・初心者ランナー(練習用・本番用のシューズ) ・脱初心者ランナー/中級者ランナー/上級者ランナー(距離のある練習用のシューズ) ・ヘルス系ランナー/トレーニング系ランナー/ファンランナー(日々の練習用) ※初心者:完走~サブ5、脱初心者:サブ5~4.5、中級者:サブ4~3.5、上級者:サブ3以下 ※ヘルス系ランナー/トレーニング系ランナー/ファンランナー:大会目的ではない方 ③クッショニングの主要モデル(2022年8月時点) 1.ASICS / GEL-KAYANO29 2.ASICS / GLIDERIDE3 3.MIZUNO / WAVE RIDER25 4.NIKE / ZOOM PEGASUS39 5.NIKE / REACT INFINITY RUN3 2つ目は、トレーニングの主要モデルを紹介します! 全部で4つご紹介します! ・クッショニングを履いていた方の2足目に履いてもらう為に作られたシューズ ・クッショニングよりもクッション性はやや劣る(それでもクッション性は高い) ・軽さ&反発はクッショニングより向上している傾向にある(軽量性・反発性が少し上がる) ・怪我の防止はもちろん、パフォーマンス向上も意図されている ②トレーニングのターゲット ・脱初心者ランナー(練習用・本番用のシューズ) ・中級者ランナー/上級者ランナー(距離のある練習用のシューズ) ・トレーニング系(日々の練習用) ※脱初心者:サブ5~4.5、中級者:サブ4~3.5、上級者:サブ3以下 ※トレーニング系ランナー:足を鍛えたい方 ③トレーニングの主要モデル(2022年8月時点) 1.ASICS / DYNABLAST2 2.ASICS / EVORIDE3 3.NIKE / WINFLOW8 4.NB / FUELCELL PROPEL3 3つ目は、レーシングトレーニングの主要モデルを紹介します! 全部で9つご紹介します! ※このカテゴリーは、熾烈を極めるカテゴリーですので、少し紹介数が多くなります ・ランニング経験者/記録更新を目指す方向けのシューズ ・クッション性は低い傾向にあるが、軽量になっている(軽量性アップ) ・スピードを出しやすいような機能が豊富(グリップ性や反発性) ・怪我の防止よりも、パフォーマンス向上の意図が大きくなっている ②レーシングトレーニングのターゲット ・中級者ランナー(練習用・本番用のシューズ) ・脱初心者ランナー(スピード練習用のシューズ) ※脱初心者:サブ5~4.5、中級者:サブ4~3.5 ③レーシングトレーニングの主要モデル(2022年8月時点) 1.ASICS / DS-TRAINER26 2.ASICS / LYTERACER4 3.ASICS / HYPERSPEED 4.MIZUNO / WAVE AERO20+ 5.NIKE / ZOOM RIVALFLY3 6.ADIDAS / ADIZERO JAPAN7 7.NB / FUELCELL PRISM2 8.NB / FUELCELL REBEL2 9.DESCENT / GENTEN ST 4つ目は、レーシングの主要モデルを紹介します! 全部で3つご紹介します! ・記録更新を目指す方向けのシューズ ・クッション性はかなり低いが、とても軽量になっている(軽量性アップ) ・スピードを出すための機能にとことん拘っている(グリップ性や反発性) ・怪我の防止よりも、とにかく結果に拘る為の機能・意図が豊富になっている ②レーシングのターゲット ・上級者ランナー(練習用・本番用のシューズ) ・中級者ランナー(スピード練習用のシューズ) ※中級者:サブ4~3.5、上級者:サブ3以下 ③レーシングの主要モデル(2022年8月時点) 1.ASICS / TARTHER EDGE3 2.MIZUNO / WAVE DUEL3 3.DESCENT / GENTEN RC+ 5つ目は、厚底カーボンの主要モデルを紹介します! 全部で4つご紹介します! ※エリート選手が履くトップモデルは省きます ・レーシング同様、記録更新を目指す方向けのシューズ ・クッショニング並の分厚いクッションがありながら軽量である(クッションと軽量) ・カーボンプレートはどの素材よりも反発力に優れている(圧倒的な反発力) ・疲労軽減の分厚いクッションと高反発カーボンで、疲労を抑えながらスピードが出せる ・ただし、厚いクッションがあるとはいえ、カーボンの反発を使いこなすには脚力と経験が必要である ②厚底カーボン系のターゲット ・中級者ランナー/上級者ランナー(練習用・本番用のシューズ) ※中級者:サブ4~3.5、上級者:サブ3以下 ③厚底カーボン系の主要モデル(2022年8月時点) 1.NIKE / ZOOM FLY5 2.ASICS / MAGIC SPEED 3.ADIDAS / ADIZERO BOSTON11 4.PUMA / DEVIATE NITRO2 6つ目は、ナチュラルの主要モデルを紹介します! 全部で6つご紹介します! ・人間本来の走り方(着地方法と着地位置)を養うシューズ(低ドロップ) ・使うべき筋肉を使うことで、正しい姿勢や身体のラインがスッキリしやすくなる ・薄いタイプもあれば、分厚いクッションタイプもある(クッション性) ・練習でもレースでも使用できる ②ナチュラルのターゲット ・全ランナーがターゲットになります ※モデルによってターゲットは異なります ③ナチュラルの主要モデル(2022年8月時点) 1.HOKA ONE ONE / CLIFTON8(完走~サブ5) 2.HOKA ONE ONE / リンコン3(サブ5~4) 3.NEW BALANCE / FRESH FOAM 1080(完走~サブ5) 4.NEW BALANCE / FRESH FOAM TEMPO2(サブ5~4) 5.ASICS / NOVABLAST3(完走~サブ5) 6.MIZUNO / WAVE SHADOW5(サブ5~4) 最後7つ目は、ベアフットの主要モデルを紹介します! 全部で4つご紹介します! ・超薄底で、人間本来の走る為の能力(脚力・足裏力)を徹底的に養う(サポート機能なし) ・使うべき筋肉を使うことで、正しい姿勢や身体のラインがスッキリしやすくなる ・一切の機能はなく、正しいフォームと使うべき筋肉のみで走れるようにすることが目的 ・基本的にレースでは使用できない(ナチュラルとの違いの1つ) ②ベアフットのターゲット ・全ランナーがターゲットになります ※ランナーグループのレベルに関係なく練習用シューズである。どのレベルであろうとまずは歩くことと基礎トレから始める必要があります。いきなり走るのはNGです。 ③ベアフットの主要モデル(2022年8月時点) 1.MERRELL / VAPOR GLOVE4 2.XEROSHOES / GENESIS 3.Vibram 5 fingers / KMD SPORT 4.LUNA SANDALS / Origen Flaco 以上がカテゴリー別での各社代表モデルの一覧となります! 大丈夫です!! 基本は【機能編】で行った4大機能による比較分類がメインです!もちろん単品紹介は知識レベルが必要でその他の比較方法も多々使います。ですが、学んだものでも十分理解できるので大丈夫です! 少し数はありますが、要領を覚えれば非常に簡単です!!まずは、今回の商品単品を少し頭に入れておいてもらえればと思います! それでは次回、STEP2:『クッショニングカテゴリーの主要5モデルを知ろう』に続きます! 各記事をご参考頂き、怪我なく楽しくランニングライフを楽しみましょう!! ↓ブログランキングに参加しています! 『読んだよ!』のポチッとをしていただけるととても嬉しいです!! ランニングが大好きで、大手スポーツ店のランニングコーナーで働いて10年『はしりびと』です。多くの商品を使用体感し、全国の店員へのランニング知識の指導、ランニング新製品のアナライザー(製品特徴を分析する仕事)などをしております。ランナーとしても、サブ3、サブ9を達成。夢は【楽しく健康にランニングをお手伝いすること】です。2.『トレーニング』カテゴリーの主要モデル
3.『レーシングトレーニング』カテゴリーの主要モデル
4.『レーシング』カテゴリーの主要モデル
5.『厚底カーボン系』カテゴリーの主要モデル
6.『ナチュラル』カテゴリーの主要モデル
7.『ベアフット』カテゴリーの主要モデル
8.まとめ