こんにちは。
はしりびとです。
今回は必見です!!
各メーカーが出している『ベアフットシューズ』の違いをわかりやすくした一覧表
を公開いたします!
過去から現在に至るまで、すべて使用体感し代表商品をすべてまとめた『はしりびと式・オリジナルチャート表』ですので、是非参考にしてみてください!!
ベアフットシューズってなに??(復習)
これまでにも【ベアフットシューズ】についてたくさん説明をしてきておりますので、簡単に復習をさせて頂きます!
※すでに御存知の方は、読み飛ばしていただいても大丈夫です!
ベアフットシューズとは、
ミッドソールの厚みがほぼない、”裸足”に近い感覚のランニングシューズ
のことを言います。
昨今のランニングシューズのトレンドが「厚底クッション」であることを考えると、トレンドとは全く逆の発想のシューズです。
『厚底クッションシューズ』は、衝撃から”足”や”身体”をしっかり守ったり楽に走らせてくれるのが役割です。
それに対して、『ベアフットシューズ』は、衝撃から足を守りもしませんし、楽に走らせてもくれません。そもそもそういった力は人間だれしもが持っている能力なので、走れる力を”呼び覚まそう・取り戻そう”、”本来あるべき人間の動きを取り戻そう”というのが役割です!
簡単にその効果を記載すると、
①怪我をしにくい走り方を習得できる
②脚力や走るための神経回路が強くなる
③短時間で効果的な練習が可能になる
④足裏感覚をリカバリーできる
等が挙げられると思います!
※『ベアフットランニング』の効果を詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください!
それでは、そんな効果を引き出せる『ベアフットシューズ』の一覧表を公開します!
『ベアフットシューズ』チャート一覧表の公開
それでは早速発表します!!
※下記のPDFファイルをDLすれば綺麗に見られます!
※各モデルを履いてみたい方は下記からの検索がおすすめ!
それでは、次にチャート表の見方を説明していきます!
『ベアフットシューズ』チャート一覧表の見方
まず、横軸は”ベアフットレベル”に分かれています。
カテゴリーは、左から【ベアフット入門者】【ベアフット入門者~中級者】【ベアフット中級者~上級者】の3つに分けられています。
【ベアフット入門者】
ランニングの走力に関係なく、「ベアフットシューズを取り入れるのが初めてという方」はすべて、【入門者】だと思ってください。通常のランニングシューズとは全く違う種類になりますので、いくら速く走ることが出来る方でも、走力は関係ないと思う方がいいでしょう。
『ベアフット中級者』
「ベアフットシューズをある程度(1年以上)経験されてきた方」「2足目のベアフットシューズを考えている方」は、【中級者】だと思ってください。先程も書いた通り、いくらロードでの走力がある方でも、ベアフットシューズが初めてであれば中級者ではありません。間違えないように注意しましょう。
『ベアフット上級者』
「すでにリアル裸足ランを取り入れている方」「ベアフットシューズをある程度(2,3年以上)経験されてきた方」「とことん裸足感覚に拘りたい方」は、【上級者】だと思ってください。
次に、縦軸は”履き心地(ソールの固さ・厚み・感触)”に分かれています。
チャートの上の方に配置されているものほど、《ソールが薄め(ハード)》、《 薄くてもいいから裸足力を高めたい》、《裸足感覚を極めたい》など本格的な裸足感覚を感じられるものになります。
※一般的に上級者モデルほど上に配置される
反対に、チャートの下の方に配置されているものほど、《ソールが少し厚め(ソフト)》、《 薄いのが不安》、《裸足感とサポートのバランスが良い》など安全に裸足感覚を体感できるものになります。
※一般的に入門者モデルほど下に配置される
各ベアフットシューズの簡単なご紹介
「ベアフットシューズを取り入れるのが初めてという方」におすすめのモデルをご紹介します!
1.NIKE/ナイキフリーラン5.0
ベアフットレベル:★☆☆
対象:ベアフット入門者
あらゆる方向に自在にグニャグニャと曲がるソールが、裸足のような動きを実現してくれます!一方で、クッション性はしっかりとあるのが特徴です!ベアフット初心者であることはもちろん、ランニングを始めて間もない方には良いモデルと言えるでしょう!安全にベアフットを始められると思います!
2.MERRELL/ムーブグローブ
ベアフットレベル:★☆☆
対象:ベアフット入門者
NIKEフリー同様にグニャグニャと曲がるソールに、クッション性を持たしてくれているのが特徴です!NIKEフリーほどのクッション性はないので、「クッションはある方がいいけどNIKEフリーよりもう少し刺激が欲しい」という【ベアフット入門者】にいいでしょう!
3.LUNAサンダル/Origen Flaco
ベアフットレベル:★★☆
対象:ベアフット入門者~中級者
初めてのベアフットサンダルならこれに決まり!!『NIKEフリー』『ムーブグローブ』と比べて、だいぶベアフットレベルは上がりますが、厚みが10mmあるので比較的安心して使えるでしょう!トレイルランに使用できるモデルでもあるので、トレイルでベアフットシューズを使いたいという方にもいいと思います!
4.New Balance/MT10
ベアフットレベル:★★☆
対象:ベアフット入門者~中級者
この辺りから、上記3モデルと比べてかなり薄く・固く感じると思います!地面の感覚がだいぶ伝わるようになるので、最初から出来るだけ裸足の感覚を味わいたいという方にはお勧めのモデルです!ベアフットシューズには珍しくアーチサポートがあるので入門者でも取り入れやすいでしょう!
5.Vibram5fingers/KMDスポーツ
ベアフットレベル:★★☆
対象:ベアフット入門者~上級者
ベアフットシューズを世の中に広めた1足です!多くのベアフットシューズは、このシューズを基準に作られていったと言っても過言ではないでしょう。ベアフット入門者~中級者まで使えるマルチな1足ですが、5本指の形状がいろんな裸足の力を開放するので、最初はかなり疲れる度合いは高いと言えます。(2ndシューズくらいのほうがいいかもしれません)
6.XEROSHOES/Zトレック
ベアフットレベル:★★☆
対象:ベアフット中級者
その名の通り、トレイルで使えるように作られたベアフットサンダルです!『LUNAサンダル/Origen Flaaco』もトレイル仕様でしたが、それよりも薄く屈曲性があるので、ベアフットレベルは高くなります!薄く固い印象が高いと思うので、ベアフットをある程度経験されていから履く方がいいかもしれません。
7.MERRELL/ベイパーグローブ4
ベアフットレベル:★★☆
対象:ベアフット中級者~上級者
ベアフットシューズの中でもかなり薄いモデルです!次に紹介する『XEROSHOES/ジェネシス』『KINEYA/Toe-Bi』が変わった風貌をしていることを考えると、通常のシューズ形状として履けるベアフットシューズの中では最もベアフット効果(人間本来の能力を呼び覚ます効果)が高いと言えます。ベアフットをある程度経験してから履くことをお勧めします。
8.XEROSHOES/ジェネシス
ベアフットレベル:★★★
対象:ベアフット中級者~上級者
限りなく裸足に近いベアフットサンダルです!ソールはゴム1枚のみなので、地面の固さをそのままに感じることが出来ます!ベアフット入門者には少し難易度の高いベアフットシューズであるため、ベアフット経験者が履くことをお勧めします!人間本来の身体や足の動かし方などを養っていくには最適な1足と言えます。
9.KINEYA/Toe-Bi
ベアフットレベル:★★★
対象:ベアフット中級者~上級者
数あるベアフットシューズを体感してきた中で、最もベアフット感覚を体感できた1足です!圧倒的な薄さ、指をしっかり使える形状(足袋型)、シューズの屈曲性すべてが、裸足そのものであり、リアル裸足に最も近く感じられるように出来ています!見た目は、『Vibram5fingers』と同様の強烈さがありますが、本物を求めたいベアフット中級者~上級者にはかなりおすすめです!
まとめ
どうでしたでしょうか?!
「ベアフットシューズ』の各社違いがわかりましたでしょうか?
まずは、自分自身が、『ベアフット入門者』『ベアフット中級者』『ベアフット上級者』のどれに当てはまるかを考えてみてください!
それを把握した上で、「安全に取り組みたい」、「しっかり目に取り組みたい」など練習目標を決めて選んでいくといいでしょう!
今回の記事を参考にしていただき、自分のレベルに合ったもの・必要なものを選ぶための材料にしてみてください!
各モデルを履いてみたい方は下記からの検索がおすすめです!
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ランニングが大好きで、大手スポーツ店のランニングコーナーで働いて10年『はしりびと』です。多くの商品を使用体感し、全国の店員へのランニング知識の指導、ランニング新製品のアナライザー(製品特徴を分析する仕事)などをしております。ランナーとしても、サブ3、サブ9を達成。夢は【楽しく健康にランニングをお手伝いすること】です。